平屋と二階建てどっちのほうがお得に建てることができるの?

家を建てるときにオール電化とガス併用も悩みどころではありますが、平屋にするか二階建てにするか悩んでいる人も多いのではないのでしょうか

わたしたちは平屋を選んでいるのでやはりおすすめは平屋なのですが、もしあなたが家を建てるときにどちらを建てたほうがいいのかを客観的にみていきましょう

みみたろ夫婦

土地の大きさなどでも大きく変わってくるよ!

この記事でわかること
  • 平屋と二階建てどちらを選ぶか悩んだ時に決めるポイント
  • 平屋と二階建ての特徴
  • 固定資産税などの税金はどちらがお得なのか
  • リフォームや修繕のしやすさは平屋である理由

平屋か二階建てを悩んだときにはどちらの方があなた好みの家になるのかを考えることがとても大切です

例えば家を建てるときにかかる費用や固定資産税をできれば抑えたいという場合には、土地も小さくて済む二階建てがいいでしょう

またシンプルな生活動線で家事を楽にしたかったり、家が不調になったりしたときのメンテナンス費用などを抑えたいと思うなら平屋がおすすめです

この記事を読むことであなたがどちらのタイプの家を選ぶのかの迷いを少しでも解消できたら幸いです

おしながき

平屋と二階建てを悩んだときに決定するポイント

平屋と2階建てを悩む男女

平屋と二階建てを悩んだときに決めるポイントは二階建てと平屋で各2つずつ紹介します

  • 建てる土地の大きさ(小さいなら二階建て)
  • 固定資産税を抑えたい(二階建て)
  • メンテナンス費用を抑えたい(平屋)
  • 掃除・洗濯などの家事がしやすい(平屋)

この要点についてどうしてなのかなどをわかりやすく説明いたしますので、これから家を建てようとしている人は一緒に確認していきましょうね

家を建てる予定の土地の大きさで建てられる家が決まる

平屋か二階建てか悩んだときに決めるポイント1つ目は、あなたが家を建てる予定の土地がすでに決まっている場合です

特に関東の都市部に住もうと考えている場合は、確保できる土地も少なくなる傾向にあるので二階建てを選ぶことを余儀なくされることがあります

なぜかというと、平屋と二階建てで同じ坪数の家を建てようとすると平屋は二階建ての2倍の土地が必要になるからです

みみたろ夫婦

ここは土地を探す時点で考えておく必要がある部分ですね

もしも平屋を建てたいと考えている場合には、気持ち大きめな土地を用意しておく必要があることは覚えておきましょう

同じ坪数で固定資産税を抑えたいなら二階建てがベスト

平屋か二階建てか悩んだときに決めるポイント2つ目は、固定資産税をできるかぎり抑えたいのかというところです

土地の大きさのところでも少しお話しましたが平屋に比べると二階建ては同じ坪数の家を建てようとすると半分の土地で作ることができます

ということは、家の基礎(コンクリで固めている部分)や屋根材も半分に抑えることができることにつながるんです

固定資産税は家を建てるときの材料が多くなれば、それに比例して高くなる傾向にあることは認識しておきたいですね

修繕・メンテナンスなどの費用は平屋のほうが抑えやすい

平屋か二階建てか悩んだときに決めるポイント3つ目は、修繕・メンテナンス費用を抑えたいのかというところです

例えば太陽光発電を設置したいと考えている場合には、二階建て以上だと足場を組む必要がでてきてしまいます

ですが平屋なら足場を組まなくてもメンテナンス点検ができる可能性があります

夫氏

大きさによって異なるから必要になることもあるよ

太陽光発電を取り付けている家庭は電気売電価格を10年間固定するFIT制度を利用しているので、メンテナンスは義務化されています

内容としては4年に1回を目安(設備環境によって異なる)ですが、相場は5~10万円でそれに足場が必要であったらプラスαになってしまいます

坪数が少なくても生活動線を作りやすいのは平屋

平屋か二階建てか悩んだときに決めるポイント4つ目は、生活動線をしっかり考えた家づくりをしたいのかです

これはわたしは大切なことだと考えているのですが、平屋は屋根裏収納などを取り付けていないかぎり階段というものがありません

これが生活動線をつくるときに意外とポイントになります

なぜかというと平屋は部屋と部屋が扉1枚でつながっていることが多く、廊下という概念がないことがほとんどです

ということは、洗濯物や掃除など家事をしているときの移動が簡単になることが多いです

その反面、開放的なところがあるので家庭内でもプライバシーを守りたいというタイプの方は平屋は向いていないかもしれないです

平屋と二階建ての特徴

室内

ざっくりと平屋と二階建てを悩んでいるときに決めるポイントについてお話してきましたが、特徴についても少し触れていきたいと思います

わたしは平屋に住んでいるので、平屋に関してのほうが詳しくなってしまうのですが住宅を建てる土地を多く所有しているなら平屋をおすすめしたいです

やはり少ない坪数でも大きく感じられる平屋には個人的には大きな魅力があります

反対に住宅を建てられる土地が大きくは確保できていなくても大きめな坪数を確保できるのは二階建て住宅の魅力ですね

土地を大きくとれるならおすすめ平屋の特徴

平屋の特徴はベタ基礎を建てる住宅の坪数いっぱいに使用して、屋根も家の広さに比例した材料が必要になることが特徴です

またベタ基礎が坪数と同じ大きさが必要なことから、住宅を建てられる土地もある程度確保できる必要があります

みみたろ

平屋の固定資産税が割高な傾向にあるのはこれが理由です

平屋のメリットは坪数が少ない家だったとしても階段や廊下がほとんどないので想像よりも部屋の大きさを確保できて洗濯や掃除などをしやすい特徴があります

また家族でコミュニケーションをとることを大切にしている家庭には平屋はベストといえるでしょう

普段の掃除はバリアフリーなのでお掃除ロボット1台にお任せしてしまっても良いくらいですね

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逆に平屋のデメリットは固定資産税が割高になってしまうことと、開放的なところがあるのでプライバシーを守りにくいということがあげられるでしょう

【平屋の特徴】

  • ベタ基礎・屋根材が多く必要になるので固定資産税・住宅費用が割高
  • 階段や廊下がないので想像より部屋の大きさを確保できる
  • 扉を開けばバリアフリーなのでお掃除ロボットに普段の掃除を任せやすい
  • 洗濯物など家事の生活動線を作りやすい

少ない土地でもしっかりと坪数を確保できる二階建ての特徴

続いて二階建ての特徴は、家を建てられる土地が小さめだたとしても部屋を上に重ねることで坪数をある程度確保できることが特徴です

夫氏

ベタ基礎や屋根材が坪数に対して少なく済むので固定資産税・住宅費用は抑えやすいです

二階建てのメリットは、階段や廊下があるので家族がある程度決まった場所を通り家庭内でもプライバシーを守りやすいことがあげられます

例えば在宅ワークであまり自分の部屋に仕事中は近づいてほしくないというような場合には、書斎をリビングではない階の奥まった部屋を選んだりすることもできますね

デメリットとしては、水回りを下にもってくると洗濯物を干すために2階まで登らないといけない場合があったり、掃除をするときにも階段を登ったり降りたりすることが必須になることです

またバリアフリーは難しいので老後にリフォームをする必要がある可能性があります

【二階建ての特徴】

  • ベタ基礎・屋根材が少なくて済むので固定資産税・住宅費用が抑えやすい
  • 家庭内でもプライバシーを守る環境を作りやすい
  • 家事をする生活動線が複雑化しやすい
  • 老後にバリアフリーのためのリフォームが必要なことがある

固定資産税・住宅費用をお得にするには二階建てが安い傾向にある

支出の減少

家を建てるときに初期コストやランニングコストをできる限り下げたいと考えている場合には二階建てを検討することをおすすめします

なぜかというと、固定資産税や住宅を建てる費用は必ず支払わないといけない費用にあたります

ちなみに固定資産税や住宅を建てる費用が二階建てのほうがわりやすなのかというとベタ基礎や屋根材の面積が少なくて済むからです

費用を抑えて家を建てたいと考えるときにはやはり二階建てのほうが向いていると言えるでしょう

リフォームや修繕のしやすさを考えると平屋がおすすめ

平屋

リフォームや修繕などのしやすさを考えたいという場合には平屋をおすすめします

例えば太陽光発電を設置している家庭であれば4年に1度を目安にメンテナンス点検をする必要があります

このようなときに平屋だと足場の費用を抑えることができるのは大きなメリットといえるでしょう

また地震の揺れや台風など風が強いときに、平屋のほうが構造が安定しやすくて耐震性も上がるところもポイントですね

固定資産税や家を建てるための初期コストは平屋のほうが割高になってしまいますが、住み始めてからもずっしりと構えてられるような家づくりになりますね

平屋と二階建てを悩んだときのまとめ

わたしたちはもともと広い土地があったので、平屋の家を建てたいという気持ちのほうが大きかったのもありますが平屋は個人的にはとてもおすすめの住宅だと思います

階段がないからこそコンパクトでシンプルな生活動線をつくることもできるし、部屋と部屋の距離が近いので家族とのコミュニケーションがとりやすいところが平屋の魅力といえるでしょう

もちろん二階建てにもメリットがあり、同じ坪数の家を建てようとしたら家を建てる初期費用や固定資産税を抑えやすいところが魅力です

そのほかにも浸水被害があったときに平屋は上がないので逃げ場が確保できませんが、二階建てなら上に逃げることができます

プライバシーも二階建てのほうが守りやすいので、そういうところにフォーカスを当てたいと考えているのであれば二階建てを検討すると良いでしょう

コミュニケーションなら平屋でプライバシーなら二階建てがおすすめ

あなたが建てる家に対して家族とのコミュニケーションを大切にしているのか、それとも個々のプライバシーを守ることどちらにフォーカスを当てたいのかというのも決めるポイントです

良くも悪くも平屋は部屋と部屋との距離が近いので、どこに誰が居るのか存在を感じやすかったりリビングにみんなが集まりやすいような環境だといえるでしょう

逆に家族でも個々のプライバシーを守りたいというタイプなのであれば、1階と2階で生活空間を分けられることができる二階建てがおすすめです

平屋だと窓から見える外の視線が気になることがあると思いますが、2階なら外部からの視線がほとんど届きません

平屋は初期費用や固定資産税が割高だけどずっしりと構えることができる

平屋の家を建てるときには、大きめの土地・ベタ基礎や屋根材などの建築費が割高になってしまう傾向にあります

割高になってしまうことだけを聞くと微妙に思うかもしれないですが、追加でこれからかかるであろうペンキの塗りなおしや屋根の張替えなどメンテナンス費用は平屋のほうが抑えやすいです

また地震や台風などの強風でのダメージは平屋のほうが回避しやすいので、ずっしりと安定している居住空間を確保できるところがポイントですね

二階建ては土地・建築費用・固定資産税を抑えやすい傾向にある

二階建ては土地・建築費用・固定資産税などのかならず発生するところを抑えやすい傾向にあります

住宅を建てる費用をできる限り抑えたいと考えている場合には二階建てを検討した方がいいと言えますね

なぜ二階建てのほうが住宅の費用を抑えられるのかというと、平屋と違って2階があるので形が縦長になってベタ基礎や屋根材が半分ほどで済むようになるからです

建築費用のなかでベタ基礎と屋根材は大きさが増えてしまうとコストが高くなる部分であることと、建材が増えてしまうと固定資産税に直結してしまうということが二階建ての安さの秘訣です

みみたろ夫婦
Z空調の平屋暮らし
2021年7月から「パパまるハウス」で建てたオール電化の25坪平屋で片田舎暮らしをしている節約夫婦

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おしながき