Z空調は少ない台数のエアコンで家全体を空調するという全館空調システムですが、室外機はどうなっているのかというと結論はエアコンの台数分だけ室外機があります
あなたの住んでいる地域の一軒家を見てみると、ベランダや庭にたくさんの室外機が設置されている家庭もあるのではないでしょうか
そういう家庭は部屋ごとにエアコンが付いていて、エアコン1台に対して室外機が付いているということになります
室外機もたくさんあると音が気になりますよね
- 室外機が少なくて済むのは何故なのか
- 室外機が少ない台数で済むメリット
- 室外機の設置スペースを選ぶときのポイント
Z空調の家はエアコンの台数が少なくても家全体を空調できることが特徴なので、室外機の台数も最小限に抑えることができます
室外機の設置スペースは室外機のサイズよりも広いスペースが必要になり、直射日光や浸水被害を予防できる場所に設置できるといいですね
また室外機のドレンホースにゴキブリの侵入を防止するキャップを取り付けることを強くおすすめいたします
Z空調が室外機が少ない台数で済む理由はエアコンの台数
Z空調の家は部屋ごとにエアコンを設置している家庭よりも室外機は比較的すくない家庭になります
なぜかというと、少ないエアコンの台数で家全体を空調することがZ空調の特徴だからです
室外機の台数は家の大きさ(坪数)に比例しますが、25坪の平屋では2台のエアコン、2階建ての30~40坪の家までならエアコン2台で運転をしているそうです(参考 桧家住宅)
室外機の数が増えるとスペースが必要になりますからね
エアコンの台数が少ないので家族で快適温度に大きな違いがある家庭は設定温度で喧嘩になるかもしれないのですが、家全体が生活できる温度を保つことができるのは大きなポイントですね
Z空調の室外機が少ない台数で済むメリット
我が家のZ空調の室外機は家全体を空調するのに上の写真に乗せてある2台が使用されています
室外機が少ない台数で1ヶ所にまとめられていることで、雑草の除去作業も少なくて済みます。また室外機は意外とスペースをとりますので2台で済むのはポイントですね
室外機をそのまま置いておくと生活感が出て気になるような場合には室外機カバーを検討することもおすすめです
- 室外機の設置スペースが少なくても大丈夫
- 家全体を空調できてるので突発的にエアコンが増える心配が少ない
- ドレンホース周辺が汚れるリスクを減らすことができる
室外機を設置するスペースが少なくて済む
室外機の台数が少なくてすむメリット1つ目は、エアコンの室外機を設置するためのスペースを確保することを減らすことができることです
各部屋にエアコンを設置している家庭の場合は基本的に室内のエアコン1台に対して室外機も1台必要になります
室外機の設置スペースは本体周辺の前後左右に通風路を確保する必要があるので、本体+5~30センチ以上のスペースを確保する必要があります
やむ終えず隙間を確保できなかった場合には冷暖房能力と消費電力がおよそ10%悪化する場合があります
家全体が空調できているので突発的に室外機が増える心配が少ない
室外機の台数が少なくてすむメリット2つ目は、家全体を空調しているので突発的にエアコンを増やす心配が少ないというところです
なぜ無いとは言い切れないのかというと、Z空調だけでは空調を細かく設定できないのでエアコンを設置するという家庭もあるかもしれないからです
エアコン専用の3つ穴タイプのコンセントは各部屋に標準装備で取り付けられているので、Z空調が故障してしまったときの選択肢には良いかもしれないですね
【標準装備でエアコンコンセントがある箇所】
- リビング 1個
- 寝室 1個
- 個室(2部屋) 2個
我が家は25坪の平屋ですが標準装備で合計4か所のエアコンコンセントが設置されているので、もしも電気屋で販売されているようなエアコンを使用するときには合計4か所室外機が必要になるかもしれないですね
しかしながらZ空調がしっかりと運転してくれている間は必要ないです
ドレンホース周辺が汚れるリスクを減らすことができる
室外機の台数が少なくてすむメリット3つ目は、ドレンホースも少ないので汚れるリスクを減らすことができるところです
現在我が家では土の庭にドレンホースで排水しているので、周辺が汚れるということはありません
手入れをしないと雑草が生えることはありますけどね
しかし今住んでる家の前が団地だったのですが、エアコンの室外機を置いていたベランダは排水された水と砂埃で泥になってしまい汚い状態になっていました
特に2階建ての個室のエアコンはベランダに設置する場合が多いと思うので、汚れる箇所は最低限にしたいと思いますよね
ドレンホースはゴキブリ侵入の原因になるのでキャップなどで防ぐ
Z空調ではない場合でもエアコンの室外機には、冷房をするときに排水をするドレンホースというものがつながっています
ドレンホースは通常、写真のようなキャップは装着されておらずゴキブリなどの侵入経路になってしまうことがあります
ドレンホースのキャップはダイソーなどの100円均一でも販売していますので、購入することをおすすめします
\ ネット通販なら可愛いものも販売されていますよ /
\ ゴキブリとZ空調に関する記事はこちら /
室外機を設置するときに気を付けるポイント
Z空調もエアコンを使用しているので、室外機を設置するスペースを確認する必要があります
エアコンの室外機を設置するスペースは室外機本体よりも通気スペースを確保のために5~30センチ広い幅が必要になり、尚且つできる限り直射日光と雨ざらしを避けられる環境が理想的です
また室内機(エアコン)と室外機の距離を近づけることでエネルギー効率も高まりますので、エアコンと室外機の位置は家を建てる時点で考えておくことをおすすめします
- 室外機を置くスペースは水平で通気スペースを確保できるところ
- できるかぎり直射日光・水没しないような場所を選ぶ
- 室内機と室外機の距離はできる限り近い場所にする
室外機を水平に設置できて通気スペースを確保すること
エアコンの室外機を設置するときに気を付けるポイント1つ目は、室外機を水平に設置できて通気スペースを確保できるところに設置することです
室外機が傾いた状態で設置されてしまうと、余計な振動が発生してしまい騒音になってしまうこともあります
我が家の室外機の音はあまり気になったことがありません
つぎに通気スペースを確保についての話もしましょう
あなたは冷房運転をするときに室外機では熱を排出していることはご存知でしょうか?
もしも室外機まわりに通気スペースを確保できていない場合には、暑い空気が室外機周辺に溜まってしまいエアコンの消費電力が上がってしまいます
エアコンをエネルギー効率高く使用するためには、熱を逃がしてあげる通気スペースを確保することが大切です
【ポイント】
- 水平に設置する
- 振動を逃がすことができて騒音を減らすことができる
- 通気スペースの確保
- 冷房運転時に排出された暑い空気を逃がしてエネルギー効率を上げる
直射日光・水没を回避できるスペースを選ぶ
エアコンの室外機を設置するときに気を付けるポイント2つ目は、直射日光と雨ざらしを避けられる環境に設置することです
通気スペースの確保のときにも話ましたが室外機周辺が暑すぎてしまうと消費電力が高くなってしまい電気代が高くなる原因になってしまいます
また雨ざらしの環境は外に設置する想定なので問題ないのですが、浸水してしまうような場所に設置することはいけません
土地が低いような場所に住んでいる場合にはブロックなどで少し高さを上げたりしてみるのも良いでしょう
室内機と室外機の距離が近いところに設置すること
エアコンの室外機を設置するときに気を付けるポイント3つ目は、室内のエアコンと室外機の距離をできるかぎり近い位置に設置することです
基本的に室内のエアコンと室外機との距離がおよそ15メートルを想定しており、それ以上離れてしまうと冷媒の量が足りなくなってエアコンの効果が半減してしまいます
一般的に室外機の設置は庭やベランダなどにコンクリやブロックで水平を保った状態で設置する標準設置が基本ですが、設置スペースがないときには屋根置きや天井吊り下げなどさまざまな方法があります
標準設置以外は設置費用が少し割高になってはしまいますが、あなたのご家庭にあう設置方法で置くことがとても大切です
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