エアコンの電気料金、冷房運転をするよりも暖房運転のほうが高くなる傾向にあるのはご存知でしょうか
これは外気温と室温の気温の差が夏に比べると温度差が大きくひらいてしまうからです
冬の夜は関東でも0℃以下になってしまいますから20℃近く設定温度と差がひらいてますよね
暖房運転の場合設定温度を高く設定するにつれて電気代が高くなる傾向にあります
また電気代が上がるだけではなく、エアコンで室温をあげようとすると低温低湿の冬の空気がさらに乾燥してしまいますので乾燥対策が必須となります
- Z空調の暖房運転で設定する温度の目安
- Z空調を冬に利用している家庭の電気代の目安
- Z空調の定期的なメンテナンスをする方法
- 春や秋はZ空調はどうするのか
Z空調の冬の暖房運転の温度設定の目安は21℃~23℃といわれています
Z空調の家は気密性・断熱性が高いアクアフォームを使用しているので、日中は日当たりの良い部屋であればエアコンの設定温度が少し低い状態でも生活することができます
わたしたちは冬の季節18℃設定で暖房運転を24時間活用しているよ!
わたしたちはリビングにコタツを置いているので、夜には2人でコタツのなかでゲームをしたりしているので特にこの温度設定で困ったことはありませんでした
Z空調オール電化の家で生活することで必要だった電気代は12月から2月までを平均すると関東で25坪の平屋に住んでいる2人暮らしの夫婦の場合、約17,000円の電気代がかかりました
Z空調のみの電気代はおおよそで算出すると約5,700円という計算になりました
Z空調の暖房運転で推奨されている設定温度は19~23℃
Z空調の冬の暖房運転で推奨されている設定温度は21℃~23℃です
これはエアコンの設定温度ではなく、室温が21℃~23℃になる温度を推奨しているということです
また春の早朝がまだ肌寒いと感じるようなときは19℃~21℃と低めの温度設定にすることも推奨されています
【参考】Z空調の使い方ガイド4ページ
夜間だけが寒かったり、早朝だけが寒いということもあるとおもいますがZ空調で推奨されている運転方法は風量自動にしてつけっぱなしにすることです
温かい時間があったとしてもつけたり消したりすることはエネルギー効率を低下させてしまいますので注意しましょう
- つけたり消したりはせず、風量自動にして温度管理をエアコンに任せる
- あたたかい空気は上に溜まるので、足元に温かい空気を流す
- 乾燥していると体感温度が下がってしまうので乾燥対策は必要
冬の日中は温かいこともあるがつけたり消したりはNG
Z空調で冬に暖房運転をするときに知っておいてほしいこと1つ目は、エアコンはつけたり消したりするとエネルギー効率が低下して余計な電気代がかかってしまうということです
Z空調に使用しているエアコン本体には温度センサーが備えられており、自分で温度を感知しながら空調してくれます
風量自動にしておけば、エアコンが自分で室温が低くなったと感じたら最適な強さで空調してくれます
部屋が暖かくなればエアコンが自分から停止してくれますよ
また風量自動ではなく風量しずかなど弱運転もZ空調のエネルギー効率を下げてしまいます
風量を弱くすると一見電気代が安くなるようなイメージはありますが、実際は室温を設定温度にあげるまでが電気代がもっとも高くなります
温度を上げている間は強運転をしてもらって一気に室温をあげることがおすすめです
見極めが難しいからこその風量自動ですね!
吹き出し口のルーバーは垂直に風が流れるように下に向ける
Z空調で冬に暖房運転をするときに知っておいてほしいこと2つ目は、暖房運転をするときは吹き出し口のルーバーは床に向けることです
なぜルーバーを下向きにするかというと、冷たい空気は足元にたまり温かい空気は上に溜まる性質があります
そのためもし夏のようにルーバーを天井に向けたままにしてしまうと上だけ温かくなって足元は冷え切ってしまったままという状態にもなりかねません
足元に温かい空気を流して、温かい空気の性質で頭から足元まで温めることが可能になります
空気の循環のためにサーキュレーターを併用することもおすすめですよ!
室内は乾燥するので乾燥対策をおこなう必要がある
Z空調で冬に暖房運転をするときに知っておいてほしいこと3つ目は、体感温度をあげるために乾燥対策をおこなう必要があるということです
日本の冬の気候は低温低湿であり、空気を暖めてしまうと加湿をしていないと乾燥がさらに加速してしまいます
室温が10℃のときにエアコンで温度のみを20℃まで空調して加湿をしなかった場合、さらに乾燥してしまいます
室温が高くなると寒いときよりも気体として水分を含むことができる量が増えるので結果的に相対湿度が下がります
イメージしやすいのは、夏のあついときに氷の入れた冷たい麦茶が入っているコップを想像してみてください
少し時間が経つとコップの外側に結露した冷たい汗が出てくると思います
これは夏は気温が暑いので、空気中に水分を多く含んでいるけどコップの周りは冷気が漂っているので水蒸気を保てなくなってしまった水分が液化してしまって結露してまうからです
冬はそもそも温度が低いので空気中に含むことのできる水分も少ないから結露することは少ないでしょう
乾燥対策が気になるかたは下の記事を確認してください
Z空調で冬に暖房運転をした場合の電気代が高くなる理由
Z空調などエアコンで冬に暖房運転をすると冷房運転をするときよりも電気代が高くなってしまいます
わたしたち夫婦は夏からZ空調の家に住み始めているので、冬の電気代はどのくらい高くなってしまうのかドキドキしていました
わたしたちの家はオール電化なのでエコキュートなどの電気代も高くなっています
わたしたちが使用した実際に12月から2月までの寒い冬の消費電力から電気代を算出したいと思います
- 外気温との差がひらくのでZ空調の電気代は夏の冷房運転よりも高くなる
- オール電化だと水の温度も下がってるのでエコキュートの電気代も高くなる
- 関東在住だけどコタツを併用したら設定温度を低くしていても生活できる
冬の暖房運転は夏の冷房運転よりも電気代が高い
Z空調を冬に家庭で使用する消費電力は夏よりも多く消費してしまいます
そのため冬にZ空調を使用すると電気代が高くなる傾向にあります
なぜ冷房運転よりも暖房運転をするほうが電気代が高くなってしまうのかというと、外気温と室温の設定温度の差にあります
夏の冷房運転の場合は外気温35℃に対して27℃設定であれば温度差は約8℃です
しかし冬の場合は早朝には関東でもマイナス3℃程度にはいつものように下がってしまいます
マイナス3℃の状態から20℃に設定していた場合はなんと温度差は23℃ですね
実際はココチEで80%室温にちかづけてから外気を取り入れているのでこんなに温度差は開きません
エアコンは設定温度まで室温をあげるときにもっとも電気代がかかるので、温度差がひらくほど電気代が高くなってしまうことは必然ですね
冬のオール電化の電気代は季節のなかでもっとも割高になる
先ほどZ空調は夏よりも冬のほうが電気代が高くなる傾向にあるとお話しましたが、オール電化の場合高くなる電気代は他にも存在します
それはお風呂のお湯や皿洗いなどに使用するためのお湯を作って蓄えておくエコキュートというものです
我が家は夏は基本シャワーのみを使用していますが、冬は毎日お風呂にお湯をはって浸かるため夏よりも湯を使用する量が根本的に多くなってしまいます
また冬は夏よりも外気温が低いため、温める前の水が夏よりも温度が低くなっています
Z空調のエアコンと同様に温度差がひらいているものを暖めるには多くの電力を消費するので、夏とまったく同じような湯の使い方をしていたとしても電気代は高くなってしまいます
設定温度を18℃にしているけどコタツを併用しているから足元が暖かい
夏よりも冬のほうが電気代が高くなるのは十分承知でしたので、わたしたちはZ空調の暖房運転を推奨している設定温度よりも低くすることにしました
ちなみに住んでいる環境は関東なので、日中は窓から日を取り込むことができれば意外と暖かく晴れている日は昼間になると25℃くらいまで室温が上がる日がほとんどでした
逆に日の当たる部屋は夏暑くなってしまうんですけどね…
詳しくは、Z空調の家って暑いの?の記事を参照してください
しかし温かいのは日中だけで、早朝や夜などの時間帯は少し肌寒く感じることもあります
そのようなときには、部分暖房としてコタツなどの併用がわたしたちはおすすめだと考えています
なぜかというと夜は、わたしたちの場合ですけど基本的に家族で過ごす時間だと考えています
動画をみたり、ゲームをしたり2人の時間を共有している時間ですね
一緒の場所にいるわけですから、最低限はもちろんエアコンで暖房しないとコタツから出れなくなってしまいますがこういう生活スタイルもあるんだなってくらいに思ってもらえると嬉しいです
寝室は電気毛布を使わなくても寝れるくらいに快適ですよ♪
Z空調の家庭の冬に使用した消費電力と電気代
Z空調を使用しているオール電化の家で実際にどのくらいの電気代がかかったのか、わたしたちが実際に使用した消費電力から算出したいと思います
このデータは2人暮らしのわたしたちだけのデータなので、おおよその目安程度の認識でよろしくお願いします
冬の間はZ空調のは24時間運転して、お風呂は毎日沸かしている家庭です!
関東の2人暮らしの冬の消費電力の平均は
わたしたちは2人暮らしで冬はZ空調で暖房運転を18℃設定で24時間風量自動にしてつけっぱなしにしていて、オール電化なのでエコキュートを利用して毎日お風呂も沸かしています
25坪の平屋でそんな暮らしをしているのですが、12月から2月までの平均的な消費電力が570kWhということがわかりました
- 12月 540kWh
- 1月 621kWh
- 2月 551kWh
合計 1,712kWh
平均 570kWh
やはり夏に比べると電気代は高くなっていますが、設定温度を低くしているおかげなのか比較的電気消費量はオール電化の冬にしては少ないという結果になりました
12月から2月までのオール電化の家の電気代の平均は約17,000円
わたしたちの家の消費電力がわかりましたので、ここから電気代を算出してみましょう
我が家の住んでいる地域はプロパンガスの地域だったので、オール電化にすることと同時に太陽光発電を設置することを決定していたので実際の電気代の請求金額とは異なります
1kWhあたり26円と再エネ賦課金が3.36円かかるので30円として計算するよ!
【Z空調オール電化の冬1ヶ月あたりの平均電気代】
540+621+551=1,712kWh(12~2月までの合計消費電力)
1,712×30=51,360円(12~2月までの合計電気代)
51,360÷3=17,120円(冬の1ヶ月あたりの平均電気代)
計算してみた結果、冬にオール電化でZ空調を使用して生活しているわたしたちの家庭の1ヶ月あたりの電気代は約17,000円ということがわかりました
我が家はオール電化ですが太陽光発電を取り付けているので、晴れている日は日中の電気代はほとんど賄うことはできていますのでもう少し実際の電気代は安いです
Z空調の消費電力は全体の33%というデータからZ空調のみ電気代を算出してみた
Z空調は桧家住宅のホームページによると一般家庭の消費電力の約33%という記載がありましたので、その情報を参考に算出してみましょう(参考 桧家住宅のホームページ)
【Z空調だけの冬の電気代を算出してみよう】
1,712÷3=570kWh(冬の1ヶ月あたりの平均消費電力)
570×0.33=188.1kWh(Z空調のみのおおよその消費電力)
188.1×30=5,643円(Z空調のみの電気代1ヶ月あたりの平均)
Z空調のみの電気代というのはダイキン製の埋め込み式エアコン2台と快適空間ココチEに使用する電気代のことです
その2つの機器で冬に我が家に使用している電気代の平均は5,643円ということがわかりました
オール電化の場合、冬の電気代はおそらくエコキュートがもっとも高くなっていると考えられますね
我が家の場合はZ空調の電気代は夏よりも約2,000円近く冬のほうが高くなっていますね
Z空調のメンテナンス方法してエネルギー効率を上げよう
Z空調を使用している冬の電気代は値段が高くなってしまうので、エアコンなどのエネルギー効率を上げるために定期的に掃除をすることが大切です
Z空調でメンテナンスをする必要のある個所は主に3ヶ所あります
- ダイキン製の埋め込み式エアコン内部のフィルター
- 快適空間ココチEのフィルターボックス
- 各部屋の床にあるガラリ
目安としては2週間に1回掃除をすることをおすすめされていますが、頻繫に掃除をするのが大変だというかたは最低でも1ヶ月に1回ほどメンテナンスをするといいですね
定期的に掃除することをおすすめします!
エアコンのフィルターや床にあるガラリを定期的に掃除することはとても大切なのですが、そもそもフィルターやガラリが汚れてしまう原因はわたしたちが住んでいる家のなかにあるホコリです
フィルター掃除の回数を減らすためには、定期的に室内の掃除をすることが大切です
毎日自分で家の掃除をするのも大変なのでお掃除ロボットにお任せしましょう
我が家では毎日の掃除はお掃除ロボットにお任せしていて、たまにクイックルワイパーなどで拭いています
お掃除ロボットは少し音が気になるとは思いますが、掃除をする手間が減るということを考えるととても効率的だと思いますし、かなりの時短になりますので購入することを強くおすすめします
ダイキン製埋め込み式エアコンのフィルター掃除
- エアコンの電源を切る
- フィルターが入っている部分(網目の場所)のツメを4つ外す
- 網のツメが外れたら、フィルターを取り外す
- 取り外したフィルターを水洗いまたは掃除機で吸い取る
- 水洗いをした場合はフィルターを乾燥させる
- 乾かしたらフィルターを元に戻す
- エアコンの電源を入れる
▷エアコンのフィルター掃除を写真ありで詳しくしりたいかたはこちら
快適空間ココチEのフィルターボックス掃除
- ココチEのスイッチを切る
- 床下のメンテナンス部分の蓋を開ける
- 防虫ネットとエアフィルターを取り外す
- 掃除機でメンテナンス部分とエアフィルターを直接吸い取る
- 防虫ネットを水洗いまたは掃除機で吸い取る
- 防虫ネット・エアフィルター・蓋を元に戻す
- ココチEの電源を入れる
床にあるガラリのフィルター掃除
- あみの部分のツメを内側に向けて取り外す
- あみのしたのネット部分を取り外す
- 掃除機で吸うまたは水洗いをして水気をとる
- ネット網を元のセットされていた状態に戻す
Z空調は春や秋にはエアコンのみ停止してもいい
この記事をみているあなたは春や秋にエアコンを使用することはありますでしょうか?
わたしたちは春や秋はエアコンを使用しなくてもちょうどいい室温だと思っているので、エアコンは使用しません
Z空調は24時間つけっぱなしにしないといけないということを聞いたことがあるかたもいると思いますが、実は24時間運転し続けないといけないのは快適空間ココチEだけです
快適空間ココチEとエアコンは機器が独立しているものですので、エアコンのみを停止することは可能です
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