オール電化といえばエコキュートだけど実際の使用感ってどうなの?

オール電化の家は家庭で使用するお風呂のお湯はキッチンで皿洗いをするときのお湯は電気を使ってお湯を沸かしています

じつはガスで使っている給湯器とオール電化のエコキュートでは明確に使用感に差があるところが1つあります

それはお湯を1日あたりに使用するお湯を一気に沸かしているのか、それとも使う都度にお湯をわかしているのかというところです

オール電化のエコキュートの場合、深夜電力を使用して1日あたりに使用する予定のお湯を設定している時間に沸かして保管をしています

ガス併用の家からオール電化に引越してきて、エコキュートの使用感は実際どうなのかというお話をこの記事ではしていきたいと思っています

この記事でわかること
  • エコキュートの仕組みについて
  • エコキュートの寿命は何年くらいなのか
  • 半年に1回のメンテナンス方法について
  • 冬のエコキュートの電気代はどのくらいかかっているのか
  • 湯切れしないためのポイント・対処方法

エコキュートは空気の熱と電気を使用してお湯を沸かしています。そのため電気代は深夜のほうが安いけどエネルギー効率が良いのは昼間という矛盾が生じているのも事実です

この記事では、深夜料金でお湯を沸かすときとお湯が足りないときに昼間の電気料金でもあまり電気代が実際変わらない時間帯を紹介しています

また、エコキュートは初期コストや買い替え費用がガス給湯器よりも高いので長く使用するためのメンテナンス・点検のお話もしています

これからエコキュートを使用するあなたの不安を一緒に解消していきましょう

おしながき

エコキュートとはオール電化の貯湯式の給湯器のこと

そもそもエコキュートとは、タンクの中に水を溜めておいてから必要な量だけのお湯を沸かして貯めておく仕組みでヒートポンプ技術を採用してる給湯器のことです

エコキュートのなかには常に満タンの水が溜まっていますが、そのなかの湯量はエコキュートの設定によっても変化しますが湯の使用量から1日に必要な量を沸かしてくれています

お湯と水はタンク内に混合しており、必要な湯量が少ないときにはタンク内は背低温度以下の水またはぬるま湯が多くを占めており、逆に湯量が多く必要な家庭はタンク内にたくさんのお湯が貯められています

みみたろ夫婦

旅行などで不在になる日にはタンク休止することもできるよ!

エコキュートは名前の通り、ガスよりも少ないエネルギーでお湯を沸かすことができます

それはヒートポンプユニットの仕組みに関係しています。エコキュートのことをあまり知らない方にもわかりやすいように説明いたしますね

エコキュートの仕組み・ポイント
  • 空気の熱と電気を利用するヒートポンプ技術が使われている
  • 家族構成を考えてエコキュートのタンク容量を選ぶことが大切
  • エコキュートに使用する電気は直接沸かすために使用されていない

エコキュートはヒートポンプ技術でお湯を沸かしている

エコキュートの仕組み
出典 くらしTEPCO

エコキュートの仕組みは、電気代の安い深夜電力を活用してヒートポンプ技術でお湯を沸かす仕組みです

深夜に沸かしたお湯は、皿洗いのほかにもお風呂やシャワーなどにも活用しており1日に使用する湯量をAIが学習して自動でおおよその湯量をタンク内に蓄えてくれます

そもそもヒートポンプの仕組みについて解説すると、IHなどのように電気だけでお湯を沸かしているわけではなくて空気の熱と電気の力でお湯を沸かしています

上の図がとても分かりやすい図解だと感じたので引用させていただきました

エコキュートでお湯を作るときのながれ
  1. 外から空気を取り入れる(空気中の熱を利用するため)
  2. 空気中の熱を熱交換器で取り込む(取り込んだ後の空気は冷たくなる)
  3. ヒートポンプ内に流れている二酸化炭素が②で熱をもらって温かくなったのを更に圧縮する(圧縮すると運動エネルギーが加わり一気に温度が上昇する)
  4. ③で高温になった二酸化炭素は水を温めるための熱交換器で熱を水へ取り込ませる(二酸化炭素の温度は下がる)
  5. 熱を渡した二酸化炭素は膨張弁で圧力を低下させてから(温度は下がる)②の熱交換器にいく
  6. ①~⑤を繰り返してエコキュートのタンク内に必要な湯を貯めていく

ここで何がわかるのかというと、電気で温めているのではなくて熱源は二酸化炭素で圧縮させたり膨張させたりすることでお湯を沸かしています

そのため電気で直接お湯を沸かすよりも少ない電気でお湯を沸かすことができるのがエコキュートなのです

エコキュートはお湯を沸かすことに関して直接電気を使っているわけではない

上記でもお話しましたが、エコキュートは電気ポットのように電気で直接お湯をわかしているのではありません

空気の熱(二酸化炭素)を利用することで、電気だけで沸かすよりも3倍の熱エネルギーを作ることができるのでエコキュートは省エネで運転することができるのです

空気を圧縮させるとなぜ一気に温度が上昇するのか、その理由は空気の体積が強制的に縮められて空気の分子が激しくぶつかり合います

みみたろ

二酸化炭素を圧縮することで運動エネルギーが分子に加わるんですね

この仕組みはじつはの身近にも使われているものがあり、代表的な例は冷蔵庫です

冷蔵庫の場合は熱ではなく空気を膨張するときの温度を活用して圧縮したときの熱を逃がしていますが、やっていることは同じなんですね

快適にエコキュート生活をするためにはタンク容量えらびが重要

エコキュートのヒートポンプユニットについての解説をしましたが、エコキュートは直接お湯を沸かすわけではないのでガス給湯器のように使うときにすぐお湯を沸かすということができません

そのため1日に必要な湯量を高温状態にしてエコキュートのタンク内に貯めています

エコキュートのタンク内の高温のお湯を使うときには水を混ぜて、普段は40度くらいのお湯として使用されています

みみたろ夫婦

使うときには水を混ぜるからタンク内のお湯の量よりも使える湯量は多いですよ!

そういっても使えるお湯のMAX量はタンクの容量に依存するので、家を建ててから家族が増える予定がある場合には少し大きめのタンク(貯湯ユニット)を選択することをおすすめします

エコキュートの寿命はおよそ10~15年と言われているので、できることなら容量不足での買い替えは避けたいところです

エコキュート容量家庭人数目安使えるお湯の量
370リットル3~5人家族680リットル
460リットル4~7人家族840リットル
550リットル5~8人家族1000リットル
温度設定42℃・水温9℃のときに使えるお湯の量と推奨家族構成

エコキュートの中に同じお湯の量が貯まっていたとしても水温が低いと混ぜる水の量が少なくなってしまうので、夏と冬でお湯を作れる量が多いのは夏ということになりますね

ちなみに我が家は現在2人暮らしで370リットルのエコキュートを使用しています

みみたろ

冬でもだいたい5メモリ中の3メモリぐらいで生活できていました

エコキュートのおよその寿命と買い替えのタイミング

エコキュートは先ほどもお話した通り、ヒートポンプユニットの力でお湯を沸かしているのでそこが故障してしまうとお湯が作れなくなってしまいます

そのほかにもヒートポンプで作ったお湯を保温しながら貯めておく貯湯タンクにも寿命があります

貯湯タンクにも給水ポンプや電装基板などさまざまな部品があるので、貯湯タンクが故障するとお湯が使えなくなってしまうのです

ヒートポンプの平均的な寿命は5~15年、貯湯タンクは10~15年程度だと言われており、日常的な点検やメンテナンスをすることで長く使い続けることができる可能性が高くなります

ヒートポンプ5~15年
貯湯タンク10~15年
エコキュートの各機器の平均的な寿命

ヒートポンプのメンテナンスした場合の平均的な寿命は5~15年

エコキュートのお湯を沸かすための心臓部分であるヒートポンプの平均的な寿命は5~15年と言われています

ヒートポンプは熱交換器で空気の熱を集めたり、さらには空気を熱を高めるために圧縮させたり水に熱を与えた空気は膨張弁で空気を戻したりといろいろな作業をおこなっているのです

1つ1つエコキュートにとってのヒートポンプの仕組みはなくてはならないものなので、もしもヒートポンプに関わる機器が故障してしまうとお湯が作れなくなってしまいます

ヒートポンプを長期的に活用するためには、エコキュート周辺の環境づくりが大切です

例えばエコキュートの近くにはエアコンの室外機のようなものがありますが、ここから空気の熱を取り入れようとします

そのためその周辺には雑草が生えないように綺麗にしておいたり、虫などが混入することでも故障の可能性が出てきたりします

基本的にヒートポンプの近くには物を置かないように心がけて綺麗に保つことで、性能低下の妨げを防ぐことができるうえに故障のリスクを下げることができます

貯湯タンクのメンテナンスした場合の平均的な寿命は10~15年

エコキュートでヒートポンプが沸かしてくれたお湯を貯蔵してくれている貯湯タンクの平均的な寿命は10~15年と言われています

貯湯タンクは水筒のように冷めにくいだけになっているだけなのかと思いきや、じつは給湯をしたり使用した分だけのお湯のぶんだけ給水をするなどの役割があります

貯湯タンクが故障してしまうと、お風呂に湯はりができなくなるのはもちろん、キッチンなどの水道からもお湯がでてこなくなってしまいます

貯湯タンクを長く使うためのポイントは半年に1回の点検と貯まった汚れを排水する水抜きをおこなうことが大切です

点検というのは、逃し弁のレバーを手前におこして排水口からお湯が出ることを確認したり、水漏れがないか確認したりするような簡単な作業です

このとき一緒に貯湯タンク内の排水をすることで、メンテナンスも同時進行でおこなえるのでおすすめです

エコキュートを長く使うための日常的なメンテナンスは大切

上記でお話した通り、エコキュートのヒートポンプや貯湯タンクは日頃からメンテナンス・点検をすることで故障のリスクを減らして長く使うことができます

余談ですがエコキュートもメーカーごとに保証期間が設けられており、その部位ごとに保証期間が異なることがほとんどですが最長で5年くらいです

メーカー本体ヒートポンプ貯湯タンク
Panasonic1年3年5年
コロナ2年2年2年
三菱2年3年5年
ダイキン1年3年5年
日立1年3年5年
東芝5年5年5年
メーカー別の保証期間 2020年のデータ

ちなみにパパまるハウスで建てたオール電化である我が家には、コロナのエコキュートが取り付けられています

こうやって比較してみると保証期間は1年~5年と部品にもよりますが、バラつきがある感じがしますよね

保証期間の長いものには魅力はありますが、できる限り保証期間で故障しないように長く使いたいものです

とわいえエコキュートには消耗部品も使われているのでいつかは故障してしまうのは逃れられない事実です

例えばエコキュートのリモコンにエラーコードが表示されるようになったり、お湯を沸かす効率が悪くなってきたと感じたりしてるときには買い替えのタイミングです

ガスの給湯器にもエコキュートにも当たり前に経年劣化の影響でいろいろな部品に不具合が発生していまうのです

女性でもできるエコキュートのメンテナンス作業

エコキュートのメンテナンス作業や点検は本体にも記載されているのですが、年に2~3回おこなうことが推奨されています

定期的にメンテナンス作業や点検をすることで、エコキュートのタンク内を清潔に保つことができたり異常があったときにも早期発見することができるからです

エコキュートのメンテナンス作業や点検は半年に1回決めたタイミングでおこなうと良いでしょう

今回は写真を撮影するために夫同伴でおこないましたが、基本的には155センチ平均以下の身長のわたしでもできるような作業なので安心してくださいね

エコキュートのメンテナンス・点検の手順
  1. 貯湯タンクの漏電遮断器・逃し弁・タンク下側のカバーを取り外す
  2. 貯湯タンクの漏電遮断器のテストボタンを押して電源レバーがオフになることを確認する(動作点検)
  3. 逃し弁を上にあげて、排水口からお湯または水が出ることを確認する(逃し弁の点検)
  4. 漏電遮断器をOFFにして逃し弁をあけたら、下側タンクの排水のハンドルを横から縦に向ける(貯湯タンクのメンテナンス)
  5. 排水口をあけてから2分間タンク内の水を排水し続ける
  6. 2分経ったら逆の手順で排水ハンドルを横に戻して、逃し弁を下げて、漏電遮断器をオンにする
  7. すべてのカバーを所定の位置に戻す

エコキュートのメンテナンスや点検の方法の詳細は写真を載せて、後日別記事でアップいたしますので少々お待ちください

関東に暮らす2人暮らしのエコキュートの電気代

冬の1日あたりの電気使用量

オール電化でエコキュートを使うときにどのくらいの電力をしようしているのか気になる方はきっと多いと思います

上の写真は太陽光発電で発電している電力と我が家で消費している電力がわかるグラフなのですが、下に勢いよくオレンジ色に伸びているグラフがあるのがわかりますでしょうか

その部分で使用している消費電力こそが、エコキュートでお湯を沸かしている電気使用率の部分です

もちろん室内ではエコキュート以外にもZ空調が運転しているので、だいたい飛び出している部分の約1kWhをエコキュートで1~2時間使用しているイメージですね

夫氏

関東でも冬の早朝はマイナス3~5℃なのでエコキュートは冬の早朝にお湯を沸かすの苦手なんですよね

夏に比べると自然の空気熱の力を頼ることができないうえに、水温も下がっているので冬はエコキュートでお湯を沸かすのにもっとも電気代がかかる季節といえます

だいたい1月の早朝にお湯を沸かすとしたら2時間でだいたい2kWhぐらいをエコキュートで消費している計算です

オール電化の深夜電力でお湯を沸かしているとしたら1日あたり40円くらいの電気代がかかっています(再エネ賦課金含む)

夏はシャワーだけしか使わないような家庭なら冬よりも夏のほうが半分以上エコキュートの料金が安くなると考えられます

\ Z空調やエコキュートを使用した冬の消費電力が知りたい方はこちら /

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エコキュートで湯切れに悩まされない対処方法

オール電化を使用していて1番悩まされることになるのは湯切れだと思います

湯切れとは、1日に使用する予定だった湯量よりも多く使用してしまったり、冬にお湯を沸かしたかったけど冷えてしまって予定のお湯を沸かすことができなかったときにタンク内のお湯がなくなってしまうことです

このとき貯湯タンクのなかは空っぽというわけではなくて、例えば50℃に設定しているのであれば50℃以下のお湯で埋め尽くされてしまったということになります

みみたろ

エコキュートはお湯を使用したぶんだけ水を補充しています

湯切れをしてしまうタイミングとしては以下の例があげられます

エコキュートが湯切れするとき
  • 普段はしないのに1日に2回以上シャワーを浴びる人がいた
  • 急な来客で普段よりもシャワーを使用している時間が増えた
  • 深夜電力でお湯を沸かしていてエコキュートが水温を設定温度まで上げられなかった

エコキュートの貯湯タンクがあなたのご家庭の生活スタイルに合う容量であれば、対処方法はありますので安心してください

今回はお湯をたくさん使うことが想定される冬の場合だった想定でお話をしますが、もちろん夏でも同じことをすれば対処可能です

お湯を多く使う可能性があるときには前日の内から多めに設定しておく

エコキュートのタンクが湯切れしないための1つ目の方法は、前日の寝る前までに沸かすお湯をいつもよりも増やしておくことです

エコキュートの省エネモードを使用している場合には、日頃から使用している湯量を認識して1日に使うであろう湯量だけを沸かしているので満タンには沸かしていません

いつもだいたい同じくらいのお湯を使用するのなら全然問題ないし、むしろ必要な分のお湯だけを沸かしているので節電・節約にもつながるのでおすすめです

しかし例えば夜にシャワーを浴びていなくてシャワーを朝に浴びるとしたら、深夜にお湯を沸かしている場合にはいつもよりシャワーを1回分多く使うことになります

事前にいつもよりお湯を使用する量が翌日多くなることが分かっているのであれば、事前に沸かす量を増やしておくことで湯切れに焦らなくなりますよ

昼間の気温が高い13時~15時の間に湯増しをする

エコキュートのタンクが湯切れしないための2つ目の方法は、昼間の気温が高い時間帯に湯増しボタンを押すことです

オール電化の家に住んでる人がおそらく気になるところは、昼の電気を使用すると電気代が深夜よりも基本料金が高いから上がってしまうのではないのかというところでしょう

そもそもこの記事を最初から読んでくれている人ならもしかしたら気付いているかもしれないのですが、エコキュートはタンクに貯めてある設定温度以下の水またはぬるま湯を外気温も利用して設定温度まで沸かします

そのため深夜料金を使用するよりも使用した電気に対して支払う料金は上がりますが、外気温も水温も深夜よりも高いので沸かす電力が深夜よりも少なくて済むのです

特に太陽光発電を設置している家庭なら深夜料金に頼らず、日中に発電した電力を自家消費してしまうのもいいでしょう

みみたろ

晴れている日中なら冬でも2時間もかからずタンクいっぱいのお湯を作ることができますよ

日中に湯増しをするときには、昼の13時から15時の間が特にお湯を沸かすのに向いている時間帯なので是非試してみてください

エコキュートの使用感についてまとめ

エコキュートは電気ケトルのように電気で直接お湯を沸かしているわけではなくて、外の空気の温度も活用してお湯を沸かしているので電気だけよりも3倍のエネルギー効率でお湯を沸かすことができます

そのため使い方次第ではとても便利に光熱費も安くお湯を使うことができるのがエコキュートです

しかしながらガス給湯器よりも初期コストが割高だけど、平均的寿命はガスの給湯器とだいたい同じくらいの5~15年と言われています

長くエコキュートを使用するためにも半年に1回のメンテナンス・点検は忘れずにおこない不調が早期に見つけられた時には修理を呼ぶことをおすすめします

またエコキュートを使用していると冬に湯切れをおこしてしまう可能性があります

いつもよりも多くお湯を使う予定のときには、前日のうちに沸かすお湯を増やしておくか13時から15時の間に足りない分を湯増ししておきましょう

エコキュートの使用感についてのまとめ
  • エコキュートは空気の熱と電気を利用したヒートポンプで沸かしていて省エネ
  • 平均寿命は5~15年、半年に1回メンテナンス・点検するのが長く使う秘訣
  • 湯切れしないためにいつもよりお湯を使う時には多めに沸かすか昼間に湯増しをする

エコキュートはヒートポンプという空気の熱と電気を利用して沸かす

エコキュートはヒートポンプという技術を活用して空気の熱を最大限に使用して水を温めています

そのため実は電気で直接お湯を沸かしているわけではなくて、電気は空気を圧縮したり膨張させたりすることに活用しているのでエネルギー効率が電気だけよりも3倍高くなります

みみたろ

これがエコキュートのエコの正体なんですね

お湯は保温できる貯湯タンクに貯めておくことができるので、オール電化の家庭では基本的に電気代が安い深夜料金で必要な量のお湯を沸かしてお風呂や皿洗いなどに活用します

平均寿命は5~15年で半年に1回はメンテナンス・点検をするのが大切

エコキュートの平均寿命はヒートポンプが5~15年、貯湯タンクが10~15年と言われています

メーカー保証もありますが、だいたい最長でも5年なので初期不良がない場合にはメーカー保証が切れる方が先になることが多いと思います

同じエコキュートを長く使い続けるためには、本体にも記載されていますが半年に1回のメンテナンス・点検をおこなうことが大切です

家に住み始めた半年後のタイミングでメンテナンス・点検をできるように、カレンダーなどにおこなう日にチェックを入れておくといいでしょう

湯切れ防止にいつもよりお湯を使う日は沸かす量を増やすか昼間に湯増し

ガスの給湯器と違いエコキュートは1日に使用する予定のお湯を貯湯タンクに貯めてから、水でお湯を薄めて使用しています

そのため水温が低い冬の季節などは夏よりも貯湯タンクのお湯を使う割合が高くなってしまい、湯切れを起こしやすいので注意が必要です

普段よりも1日あたりに使用するシャワーの回数が増えてしまったり、来客者がいるときにも湯増しをすることで湯切れを回避することができます

前日からわかっているときには、深夜にお湯を沸かす量を多めに設定しておく。昼間は電気料金が高いけど気温も高いのでエコキュートの消費電力は深夜よりも少なく済みます

昼間に湯増しをするときには13時から15時の暖かい時間帯におこなうと空気も水温も高いので、効率よく運転することができるので電気代も安心です

みみたろ夫婦
Z空調の平屋暮らし
2021年7月から「パパまるハウス」で建てたオール電化の25坪平屋で片田舎暮らしをしている節約夫婦

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おしながき