Z空調の家は基本的に暖房を使用するとつけっぱなしにしているのでどのタイミングで停止するか迷うのが春ですね
わたしたちは暖房運転の設定温度を18℃ともともと低めに設定しているので、つけっぱなしにしていても春はほぼ早朝しかエアコンが運転していないのも事実です
我が家は今年、3月下旬まで暖房運転をつけていましたが運転を停止させて夏に冷房運転が必要になるまでエアコンのフィルター掃除をしてから停止しました
それでは今年の春、電気代がどのくらいかかったのか実際にわたしたちが使用した消費電力から電気代を算出したいと思います
Z空調とオール電化の家の電気代が気になる人におすすめの記事だよ!
- 2022年3~5月の春に実際に使用した消費電力と電気代について
- Z空調の春や秋の使用方法はつけたり消したりしていいのか
- 全館空調の上手な使い方について
春は、早朝寒いことがおおいですが日中は温かくなる気候なのが特徴です
そもそもZ空調は設定温度になると停止できるように温度センサーが付いているので、暖房をつけっぱなしにしていても問題はありません
ですが暖房を使わないことが確定しているのであればエアコンは停止しても問題ありません
2022年春に使用したZ空調オール電化の消費電力と電気代
わたしたちはオール電化の25坪平屋に暮らしています
この家で暮らす前は団地暮らしをしていて、ガス併用しているときとオール電化でどのくらい電気代に差が出てくるのか実際に暮らすまできになって仕方ありませんでした
春は比較的気候が落ち着いているので、エアコンを使用しない時期が続きます
そのため、ダイキン製エアコンの電気代は比較的安いですがココチEは24時間基本的につけっぱなしにする必要があります
またオール電化なので照明はもちろん、お風呂に使うお湯を作るエコキュートや料理につかうIHも電気を使用します
- 関東で2人とウサギ1羽で暮らしている
- 日中はみみたろとウサギがいるので電気は使用する(夕食を日中に作ってしまうこともある)
- 夜にお風呂・洗濯・娯楽でゲームやモニターを使用する
何人家族なのかで電気料金には変動があるので、こういうスペック情報は必要かと感じたので記載しました
もしほかにも気になることがある場合はコメントまたはお問い合わせに記載していただけると確認することができますのでよろしくお願いします
わたしたちの実際の消費電力をみてみましょう
2022年3月のオール電化2人暮らしの消費電力と電気代
3月はまだ冬の気候が少し残っているので、まだ肌寒さがあります
そのため我が家では暖房運転を18℃設定でつけっぱなしのままにしていました
またお風呂もまだ寒い季節なので基本的に毎日浸かっているので、エコキュートの電気代もすこし高上りな傾向にあります
下の表はスライドすると3月の電気代の詳細がわかります
2022年3月(日) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
消費電力(kWh) | 15.4 | 14.2 | 13.6 | 15.6 | 15.1 | 16.5 | 16.5 | 16.2 | 14.9 | 16.6 | 12.9 | 12.5 | 13.0 | 11.1 | 11.4 | 12.2 | 11.9 | 16.3 | 13.9 | 13.9 | 13.7 | 18.1 | 19.5 | 14.8 | 12.9 | 12.9 | 10.5 | 10.9 | 14.4 | 11.9 | 9.4 |
消費電力に対して3月の電気料金はいくらくらいだったかというと、3月16日から4月15日までで東京電力からのご請求金額は10,899円でした
わたしたちはオール電化の平屋で暮らしているので、光熱費は電気料金のみです
なぜ電気代が10,000円程度で済んでいるのかというと、太陽光発電を設置しているからです
蓄電池は設置してないので、日中だけ自家消費することができます
しかし自家消費をしている電気料金を提示されても目安にはならないと思うので、消費電力から東京電力からすべて電気を購入したらいくらくらいなのか算出したいと思います
【電気料金を算出する方法】
(3月のトータルの消費電力)×(1kWhあたりの電気料金)=電気料金の目安
わたしたちは東京電力のライフプランLを契約しているので、再エネ賦課金を含めて約30円程度1kWhあたりの電気料金がかかります
3月の消費電力は合計で432.7kWhだったので、433kWh使用していた場合の電気料金を算出したいと思います
【3月の実際の電気料金】
433×30=12,990
計算してみた結果、約13,000円の電気代がかかっていたということがわかりました
3月はまだお風呂も毎日溜めていましたし、エアコンも使用していたので相応かなと考えられます
2022年4月オール電化2人暮らしの消費電力と電気代
4月からはエアコンの暖房運転を停止させ、中旬ころからはシャワーで生活するようになりました
そのため、消費電力の棒グラフをみてもわかるとおり5日あたりからガクッと消費電力が下がっていることがわかります
ちょうどこのタイミングでお風呂の湯を張ることをやめたので、エコキュートがどのくらいの電力を使用しているのかが目安としてわかりやすいですね
お風呂もシャワーのみでエアコンも停止しているので、おそらくZ空調オール電化の電気代の一番安くなる季節ではないのかと考えられます
2022年4月(日) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
消費電力(kWh) | 14.9 | 15.4 | 15.5 | 15.1 | 12.3 | 9.7 | 9.6 | 11.1 | 6.3 | 10.3 | 9.0 | 9.0 | 8.9 | 10.0 | 10.0 | 10.3 | 11.1 | 10.4 | 10.3 | 10.9 | 10.0 | 9.7 | 10.1 | 8.8 | 9.4 | 8.8 | 8.7 | 9.1 | 10.0 | 9.2 |
消費電力に対して4月の電気料金はいくらくらいだったかというと、4月16日から5月15日までで東京電力からのご請求金額は8,097円でした
【電気料金を算出する方法】
(4月のトータルの消費電力)×(1kWhあたりの電気料金)=電気料金の目安
わたしたちは東京電力のライフプランLを契約しているので、再エネ賦課金を含めて約30円程度1kWhあたりの電気料金がかかります
4月の消費電力は合計で313.9kWhだったので、314kWh使用していた場合の電気料金を算出したいと思います
【4月の実際の電気料金】
314×30=9,420
計算してみた結果、約9,400円の電気代がかかっていたということがわかりました
2022年5月オール電化2人暮らしの消費電力と電気代
5月はゴールデンウイークがありますので、昼に室内で過ごしていることが多かった印象があります
ゴールデンウイークは3日から8日まで。6日だけは平日でしたので、消費電力にもこの日だけグラフの棒が短くなっているのが現れていますね
やはり連休となると、家で2人でテレビゲームをして過ごしていることが多いので50インチのモニターを付けた状態にしていると普段使っていないからこそ消費電力のグラフに大きく響いています
2022年5月(日) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
消費電力(kWh) | 9.5 | 10.1 | 11.6 | 10.3 | 9.7 | 8.7 | 8.9 | 11.1 | 10.0 | 8.9 | 9.3 | 8.7 | 9.9 | 9.5 | 9.0 | 9.5 | 7.5 | 9.1 | 8.1 | 8.4 | 9.1 | 7.6 | 7.6 | 8.1 | 8.6 | 7.7 | 7.7 | 8.8 | 8.4 | 7.6 |
【電気料金を算出する方法】
(5月のトータルの消費電力)×(1kWhあたりの電気料金)=電気料金の目安
わたしたちは東京電力のライフプランLを契約しているので、再エネ賦課金を含めて約30円程度1kWhあたりの電気料金がかかります
5月の消費電力は合計で269.0kWhだったので、269kWh使用していた場合の電気料金を算出したいと思います
【5月の実際の電気料金】
269×30=8,070
計算してみた結果、約8,000円の電気代がかかっていたということがわかりました
2022年の3月~5月まで春の電気料金のまとめ
2022年3月から5月までの春の電気料金を確認してみた結果、わたしたち二人暮らしの夫婦が春にZ空調のオール電化に住むと約10,000円の電気料金がかかるということがわかりました
4月以降はエアコン部分は停止していて、お風呂もシャワーだけだったので我が家の電気代の底値だと思います
夏になると冷房運転が開始されますからね
ちなみに少し前にも話したとおり、わたしたちの家にはソーラーパネルを設置していて太陽光発電をすることができます
そのため、実際の消費電力と電力会社との請求金額が異なります
晴れている日には、煮込み料理などは自家消費のできる日中にすると電気料金が夜に調理するよりも安くなるのも良いところですね
太陽光発電の設置には賛否両論ありますが、個人的には新築でオール電化の家を検討しているのであれば電気料金も上昇傾向にあるので設置することをおすすめします
- 春はエアコンを使用しなくてもいい期間が長いから
- 温かくなってからお風呂を溜めず、シャワーのみになったから
- 日中は太陽光発電をしていて自家消費することができるから
春はZ空調のエアコンを使わない期間が長いから
春の電気料金が安い理由1つ目は、Z空調のエアコンを使わない期間が長いことです
わたしたちの家は3月下旬まででZ空調の暖房運転は停止させました
なぜ停止させたのかというと、4月ごろからは関東は程よく暖かくなってきてエアコンが運転している時間がほとんどなくなっていたからです
Z空調のエアコンは室内の温度が設定温度以上だと停止します
エアコンは一時的に停止するけれど、停止していないということは待機電力が余分にかかっているということなので運転させるつもりがないのであれば潔く停止してしまいましょう
気候が暖かくなりお風呂を溜めずシャワーのみになったから
春の電気料金が安い理由2つ目は、気候が暖かいためお風呂を溜めないでシャワーのみになったからです
オール電化の場合はエコキュートを使用するので、4℃以下のときにはお風呂の残り湯をを循環する仕組みがあります
冬はお湯に浸かりたい気持ちがあるから毎日お風呂を溜めて、残り湯を残すことで加湿になったり、お風呂の配管の凍結防止になったりするのでお湯を溜めてない日でも夜は浴槽アダプター(循環口)の上までは水を溜めておきましょう
春は温度が0℃以下になることはほとんどないので、必要ありません
もちろん、春でもお風呂に浸かりたい方は毎日お風呂を沸かしたとしても冬よりも水の常温の温度が高くなっているので、冬よりも電気代は安くなりますので安心してくださいね
日中は太陽光発電をしていて自家消費することができるから
春の電気料金が安い理由3つ目は、日中は太陽光発電してるので自家消費することができるからです
わたしたちが住んでいるZ空調の平屋には、ソーラーパネルを取り付けていますが蓄電池は設置していません
そのため、太陽光発電をしている瞬間だけしか自家消費ができないのです
現在は電気料金が上昇傾向にあり、深夜料金は今でも昼よりは安いですが売電価格のほうが下回ってしまいます
どういうことかというと、売電するよりも自分で作った電気を消費しながら生活した方がコスパが良いということです
蓄電池を設置して、完全に電気代を自家消費できると最強ですね
蓄電池を設置する問題点は、導入コストが高い上に蓄電池の寿命は15年と短いので太陽光発電の設置費用と蓄電池両方の電気代をペイするのに時間がかかってしまうということです
FIT制度が終了するまでに蓄電池を設置したいという目標は個人的にあるのでいつか取り付けたいと考えています
春や秋のZ空調の使い方-つけたり消したりしても良いの?
Z空調とは、快適空間ココチEで換気するときの強制的な空気の流れを利用してエアコンで空調した空気を各部屋の吹き出し口に供給します
これは桧家住宅の独自の全館空調の仕組みで、導入コストと電気代が安いことが最大の特徴です
春といえば気になるのは基本的につけっぱなしを推奨されているZ空調は消してもいいのかではないのでしょうか
ずばりお答えしますと、快適空間ココチEは基本的に24時間付けっぱなしにする必要がありますが空調するためのエアコン部分は停止しても問題ありません
Q.春や秋、長期不在などZ空調が必要ないときでもつけたままにするのですか?
A.空調が不要な場合は、エアコンの運転は停止していただいて問題ありません。
その際、通常洗面室の天井付近にある24時間換気のスイッチは切らず常時運転させたままにしてください。
24時間換気はシックハウス症候群を防ぐために法律で義務化されています。Z空調は24時間換気を含んだシステムとなっており、吸気と排気を機械で行い2時間で家中の空気を入れ替えます
メンテナンスの際に一時的に停止させる以外は常時運転の状態にしてください。
Z空調の使い方ガイド15ページより引用
Z空調使い方ガイドのQ&Aにも記載されている通り、エアコンは春のような温度が安定している季節には停止して問題ないです
しかしここで重要なのが、24時間換気スイッチは基本的に切らないで常時運転することです
24時間換気スイッチはココチEの運転スイッチのことです
エアコンを運転していたとしても、風量自動にしていればエアコン本体が設定温度に室温が到達していれば自動的に停止するのでつけっぱなしでいたとしても電気料金が極端に高くなるようなことはありません
逆につけたり消したりしながら運転をすると、設定温度に近づけるのがもっともエアコンを運転しているときに電気代がかかるので高上りになる可能性があるので注意しましょう
実際に住んで感じた全館空調の上手な使い方
全館空調は、一般的なエアコンと違い24時間連続で運転するように作られているので少し低めに設定しても快適に過ごすことができます
設定温度の目安としては、冷房運転なら25℃から27℃で暖房運転をならなら21℃から23℃を桧家住宅のZ空調使い方ガイドでは推奨しています
全館空調がもっとも電力を消費するタイミングは運転を開始したときで、設定温度に近づけば維持するだけなので緩やかな運転になります
そのため、ちょっとお出かけをする程度の場合はエアコンは停止せずに付けっぱなしにした状態で買い物などにいくことをおすすめします
わたしたちも夏や冬は泊りがけで留守にするときしかエアコンは停止しません!
しかし冷暖房が必要のない時期、例えば今回のような春や秋のような季節はエアコンは停止して問題ありません
なぜかというと、24時間換気ユニットである快適空間ココチEはエアコンとは別につながっているからです
24時間換気スイッチを停止しない限りは、外気を約80%近づけてから室内に取り入れて2時間で家全体の空気を換気運転するのはおこなっている状態になります
花粉や土埃が気になるご家庭は換気はすべてココチEにお任せした方がフィルターを通すので、侵入するリスクは限りなく少なくなりますが外のほうが心地いい温度の場合は窓を開けることも問題ないです
窓を開けていたとしてもココチEのスイッチは停止してはいけませんよ
- 24時間付けっぱなしなので冷房なら高め暖房なら低めに温度設定しても快適に過ごすことができる
- 電気料金が高くなるタイミングは運転を開始したときで、設定温度に近づくと緩やかな運転になる
- 換気ユニットとエアコンは別なので、エアコンは春には停止しても問題はない
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