もともと団地暮らしをしていたけど引越しを機会にパパまるハウスで新築の平屋を建てたみみたろ夫婦です
2022年も残りわずかですが、今回はZ空調の家に住んでみて2回目の冬で家に居る時間が長いわたしみみたろが感じている後悔ポイントをまとめたいと思います
もちろん良いところもたくさんありますけど、Z空調の家を検討してるけど実際に住んでみてる人がどのようなことを考えているのか気になる方に読んでもらいたい記事です
- Z空調の家に住んで気付いた後悔しているポイント
- Z空調とZ空調なし(各部屋にエアコンの設置)選ぶときのポイント
- Z空調の家に住んでよかったと思うこと
Z空調の家に2021年から住み始めて良いところもあれば、もちろん悪いところもあるなということを感じました
実際に住んでみて後悔したポイントは主に3つあります
- 部屋ごとの温度設定をすることが難しい
- 平屋だと特にプライベート空間を作ることができない
- エアコンで空調することが前提なので冬は乾燥しやすく肌寒い
後悔したポイントはたしかにありますが対策できないことはないと思いますので、どうすれば難点ポイントを解消できるのか
またこれからZ空調の家を建てるか検討している方は、自分の家庭にはZ空調の家とZ空調なしの家どちらが相性が良いのかいま一度確認してみましょう
実際にZ空調の家に住んでみて後悔していること・対策
2021年の7月からわたし達はパパまるハウスで建てたZ空調の平屋に暮らしているのですが、家電量販店でよく売られているようなエアコンで暮らしていたときよりも気になると感じたことはあります
まずは各部屋にエアコンを設置せずにZ空調で全館空調したときにおこってしまった後悔したポイントを3つ紹介します
- 部屋ごとの温度設定をすることが難しい
- 平屋だと特にプライベート空間を作ることができない
- エアコンで空調することが前提なので冬は乾燥しやすく肌寒い
後悔1|少ない台数で空調してるので部屋ごとの温度管理が難しい
Z空調の家に住んでみて後悔しているポイント1つ目は、部屋ごとの温度管理が夏・冬と難しいことです
Z空調の家は外の空気を約80%熱交換器で室温に近づけて、その新鮮な空気と室内からエアコン本体で取り入れた空気を設定温度まで空調します
Z空調は設定温度になっているのかをどこで感知するのかというと、Z空調のエアコン本体にある温度センサーで感知をします
天井にエアコンが埋め込まれているのですが、我が家の場合はリビングと台所裏側のパントリー近くの合計2ケ所にエアコンが付いています
エアコン本体が付いているリビングは比較的設定温度を保つことができているのですが、日当たりの良い窓部屋は夏は設定温度より高くなり冬の日中は暖かいです
吹き出し口の調節できるので風量の変更はできますが、温度調整は難しいですね
また家族で体感温度が違う場合は、設定温度を部屋ごとに変更することが難しいので困ってしまう可能性があります
対策|温度差がある部屋には扇風機やパネルヒーターを設置する
Z空調は少ないエアコンの台数で家全体を空調しているからこそ、部屋ごとの温度調整をすることが難しいです
ここで対策するためにできることは、夏なら扇風機で空気を循環させること、冬ならパネルヒーターやコタツなどで部分暖房を活用することです
我が家は日当たりが良いので夏に暑くなってしまう部屋があります
夏に暑い部屋ができてしまったときには、扉を開けっ放しにして扇風機を回すことでほかの涼しい部屋の空気を取り込むと温度差を緩和することができます
冬の場合は日当たりが良い部屋だったとしても、天気が悪いときには寒くなってしまいます
特に冷たい空気は足元に溜まってしまうという性質があるので、足元を温めるようなパネルヒーターやこたつを活用することはZ空調に相性が良い暖房だと思います
我が家でもリビングにはこたつ、作業部屋にはパネルヒーターを利用していますが足元が暖かいと快適になりますのでとてもおすすめです
後悔2|扉を開けっ放しにして効率よく空調するからプライベート空間が守りにくい
Z空調の家に住んでみて後悔しているポイント2つ目は、プライベート空間が守りにくいと感じてしまうことです
Z空調は家全体を空調していますが、部屋ごとの温度差を少なくするために部屋の扉は開けっ放しにすることが推奨されています
我が家は現在2人暮らしとウサギが1羽なのですが、作業しているときには1人になりたいと思ったりもするので自分だけの空間を作りにくいのはデメリットかなと思います
思春期などはプライベートを守りたいお子様もいますよね
Z空調の家でプライベート空間を守るためには2階建ての家を検討することが最も現実的かなと思います
対策|プライベート空間が大切な場合には2階建てを検討する
プライベート空間を大切にしたいという家族がいるのであれば2階建ての家を検討することをおすすめします
平屋と2階建ての違いの1つとして、平屋は生活動線がシンプルで廊下が少ないという特徴があります
これは家事をすることや家族がどこにいるかが把握しやすいといメリットがあるのですが、裏を返すとプライベート空間が作りにくいということになるんですね
子供が小さいときには素敵なメリットなんですけどね
2階建ての場合は平屋と違い、土地数が同じでも部屋数を確保しやすくて階段があることでプライバシーを確保しやすいという特徴があります
あなたの家族は家でどのような暮らし方をしたいのか、プライベート空間と家族のコミュニケーションはどちらが大切なのか、いま1度相談してみるといいでしょう
後悔3|エアコンで空調する前提なので冬は乾燥しやすく肌寒く感じることがある
Z空調の家に住んでみて後悔しているポイント3つ目は、エアコンで空調をするので冬の室内は乾燥しやすくなってしまうことです
湿度が低いと体感温度も低く感じてしまいます
Z空調の家はエアコンで家全体を空調していることが要因で、冬の室内は乾燥してしまうんですね
冬にエアコンで暖房をするとZ空調じゃなくても乾燥してしまうのですが、乾燥してしまう理由は相対湿度にあります
この図解は何を示しているのかというと、故意的に加湿をしない状態でエアコンで暖房をしようとすると起こる現象です
エアコンで暖房をすると室温が上がります。温度が上昇するときは、空気中に含むことができる水分量が増えるということになります
白枠が増えているのは含める水分量が増加してることを示してます
コップの中に入っているものは同じなのに、コップの大きさだけが大きくなったら入っている飲み物の量が少なくなったような気持ちになりますよね
エアコンで暖房をするということは、まさにそういうことが起こっているので水分量が変わらないのに湿度が下がり乾燥してしまうのです
対策|Z空調にも対抗できるような加湿器を導入する
Z空調の家で冬に乾燥してしまったときの対策方法としては、加湿器を導入することをおすすめします
最初の1年は加湿器なしでZ空調の家に住んでいましたが、お風呂の湿度を活用したり部屋干しをしたりすることで30%~40%の湿度を保っていました
普段はこの湿度で問題ないと考えていたのですが、つい先日に喉を痛めたことで加湿器の導入を決意しました
\ Z空調の家で使用している加湿器はこちら /
Z空調の家はエアコンで暖房をしているため、小型加湿器では対抗できないほど乾燥してしまいます
わたし達が購入した加湿器は50%以上まで湿度が上がったのでお勧めです!
Z空調と各部屋にエアコンを設置するのはどちらがおすすめ?
パパまるハウスや桧家住宅で家を建てるとき、有名であるZ空調を必ずしも導入しないといけないわけではありません
パパまるハウスでZ空調を導入するのは有料オプションですからね
我が家は平屋で25坪という小さな間取りであるからこそ、Z空調を導入しましたがあなたの家族のライフスタイルによっては各部屋にエアコンを導入したほうが良いという場合もあるでしょう
実際に住んでみてZ空調が向いていると思う家庭は以下の通りです
- 使用する部屋が多くて体感温度が近い人が住んでいる
- 脱衣所やトイレが冬でも寒くない家に住みたい
- 部屋の扉を開けっ放しにして開放的に住みたい
Z空調の家が向ている家庭について提案しましたが、逆にZ空調が合わないと思われる家庭もあります
それはプライベート空間を大切にしていて、家族で体感温度が違うためエアコンの設定温度が合わないという家庭にはZ空調を導入しない家庭がおすすめです
- 家族の体感温度が違う(家族に暑がりと寒がりが居る)
- ココチE(第一種換気)してフィルターを通した空気を取り入れたい
- 個室でプライベートな時間を大切にしたい
Z空調は開放的に過ごせて体感温度が近い家族におすすめ
Z空調は全館空調なので家全体が比較的同じくらいの温度に空調されます
例えば夫婦で体感温度が全然違う場合、どちらかが寒かったり暑かったりすることがありどちらかが不満を感じることがある可能性があります
また吹き出し口は各部屋にあるけど少ない台数で空調しているので、空調を均等にするには部屋の扉を開けっ放しにすることが推奨されています
そのため家族がどのように過ごしているのかわかるような開放的な空間になってしまうので、家族が仲良く過ごしている家庭にはZ空調は効率的な空調だと思います
Z空調は埋め込み式エアコンなので内部掃除が難しい
Z空調の家に住んだ場合、エアコンはダイキン製の天井埋め込みタイプのエアコンを導入することになります
Z空調のエアコンはフィルター掃除をするのは比較的簡単なのですが、壁掛けタイプのエアコンと違って自分で内部を掃除することが難しいところが難点です
ニオイやカビなどの汚れが気になり始めたらプロにお任せしましょう!
埋め込み式エアコンは専門の業者さんを探すのが少し難しいのですが、カジタクさんなら有名なイオングループの系列なので安心感が大きいです
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プライベートが大切で体感温度が違うならZ空調はイマイチ
Z空調なしの家庭がおすすめなパターンは、在宅ワークなどでプライベート空間が必要だと感じている場合です
その部屋だけ壁掛けタイプのエアコンを導入するのもありですね
また家族で体感温度が違う場合にも各部屋にエアコンを取り付けたほうがエアコンの設定温度での家庭内の不満が少なくなるかなと思います
壁掛けタイプのエアコンは簡単に家電量販店やAmazonなどでも購入することができるので、故障したとしても安価に買い替えることができるのもポイントです
Z空調ありの家に実際に住んでみて良かった・悪かったと思うこと
Z空調の家に2021年から実際に住んでみて良かったと1番思うことはやはり、いつでも室内が快適な温度を保っているということですね
夜中にトイレに起きても寒くないというのが凄いです
Z空調は全館空調なので快適な気温を保つのにどのくらいの電気代になるのか気になるかと思います
当サイトは季節ごとに1ヶ月あたりのオール電化で使用した電気使用量とおおよその電気代を公開していますので参考になれば嬉しいです
\ 2022年冬の電気代はこちら /
\ 2022年夏の電気代はこちら /
そのほかにも良かったと思うことをこの記事では箇条書きでまとめておきますが、後日詳細をまとめて改めて紹介しますね
- 家全体が過ごしやすい温度なので物置部屋状態にならない
- お風呂やトイレに入るときに感じる温度差が少ないから快適
- 日当たりが良い家なので夏の日中は暑くなってしまう部屋があるのが難点
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