Z空調の家は夏暑くなるというのを聞いたことある人もいるのではないでしょうか
実際に夏にZ空調の家に住んでいるわたしたちも、朝の日差しが窓からはいりこんだり西日が差し込んだりするような部屋はZ空調のエアコンの設定温度よりも暑くなってしまう傾向にあります
- Z空調の夏の冷房運転の使い方
- 実際にZ空調の家に夏住んでみた感想
- Z空調の家に実際に住んでいる人たちの口コミ
- Z空調の家が暑くなってしまう原因
- Z空調の家で夏暑いと感じたときの対処方法
Z空調の家はエアコンの台数が最低限で、エアコンがある台数分しか設定温度を決めることができません
例えば同じ設定温度で空調していたとしても、日差しがある部屋と日陰になっている部屋では温度差が生じてしまうんですよね
設定温度を低くして日の当たる部屋に合わせるのか、日陰の部屋などに室温を合わせるのかで暑い部屋が生れるのか寒い部屋が生れるのかが分かれるというのが現状です
わたしたちは日陰のリビングに合わせているので、日当たりの良い部屋は暑くなってしまっています
Z空調の夏の使用方法
まずは正しいZ空調の使用方法をすることから始めましょう。正しい使用方法をすることでエアコンの効果が発揮しやすくなるからです
- 各部屋の吹き出し口のルーバーを天井にむける
- エアコンを冷房運転に切り替えて風量自動で連続運転する
- 冷房運転の推奨温度は25~27℃でお好みで変更する(設定温度は決めたらあまり変更しない)
冷たい空気は下に溜まりやすい性質があるので、ルーバーの向きは天井を空調した空気が沿うように向けましょ
Z空調のエアコンは本体に温度センサーがあるので、センサーがある場所が設定温度になると空調が停止します
エアコンはつけたり消したりをせずに、エアコンに運転をお任せすることがもっとも効率よくZ空調を運転することができます
吹き出し口のルーバーの向きを上に向ける
夏に冷房運転をする場合、各部屋にある吹き出し口のルーバーは天井に風が沿うような向きにすると効率よく室内を冷やすことができます
これは冷たい空気が足元に溜まりやすい性質を持っているからです
寒いと感じる部屋はこのルーバーを閉じてしまうという方法もあります
エアコンを冷房運転に切り替えて風量自動で連続運転をする
夏は外気温が暑く、室温も高くなってしまうので冷房運転に切り替える必要があります
風量は自動にすることで、エアコンが設定温度に近づくまでの間は強く運転をして設定温度に近づいたら弱めの運転をしたり停止をしたりするのでもっともエアコンのエネルギー効率をよく運転することができるからです
Z空調のエアコンが運転し始めたときは音がうるさいときがありますが、会話には支障のないほどですが静かな場所だと気になるくらいの音がします
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エアコンの音が気になる場合は、静かを選んでも良いのですが電気代が安くなるのは自動ですね
Z空調の冷房運転推奨温度は25~27℃
Z空調のエアコン冷房運転に設定する温度は25~27℃が推奨されています
ちなみに7月ごろに新居をパパまるハウスさんから受け渡しされたときは冷房運転25℃の設定温度で、家のなかはとても寒い状態でした
エアコンが効きすぎているところが苦手なんです…
お腹冷やしちゃうんですよね
受け渡されてすぐ27℃設定に冷房の設定温度を変更しましたが、最終的には28℃設定で落ち着きました
除湿器を併用することでさらに快適な空間をつくることができる
わたしたちは今のところ使用していませんが、除湿器を併用することで室内を快適にすることができます
特に梅雨の季節など、エアコンをするほどではないけどジメジメするという感覚がありませんか?
真夏も日本の気候は高温多湿なので、設定温度をさげたとしてもまとわりつく感覚はのこるということがあります
エアコンの設定温度を下げなくても湿度が低くなれば体感温度は下がりますよ!
冷房運転をしたくはないけど除湿運転はしたいというときにはエアコンの運転切換をすると除湿モードもありますので梅雨の季節などは活用してもいいですね
冬は湿度が低くひんやりと感じるのが良い例です
室内に湿度を取り込まないように浴室の扉は閉めておく
冬は湿度をあげたいので浴室はお湯を湯船に張った状態で扉を開けっ放しにしていますが、夏は湿度を取り入れたくないので浴室のお湯は使わない場合は抜いてしまいましょう
パパまるハウスで建てたわたしたちの住む家は換気扇と窓が付いていますが、夏場は浴室を閉め切った状態で換気扇の力だけを頼って換気をしています
Z空調の家に夏に冷房運転で住んでみた感想
わたしたち夫婦は夏ごろからZ空調の家に住み始めているのですが、エアコン本体の設置位置の都合上リビングとの隣にある8畳ほどの部屋の温度差が3~5℃くらいあります
これは8畳間のところは朝の日差しが窓から侵入してきてしまうからですね
逆に夏は暑い8畳間は冬にはとても暖かくて快適な空間になります
Z空調はエアコンの台数を少なくエアコンのエネルギー効率が比較的高い家で、家全体を同じ温度で冷やしたり温めたりすることで家全体を空調します
そのため、日が差している部屋と差していない部屋が同じ温度で空調していることになるので温度差は生じてしまうのが現状です
- エアコン本体が設置されている部屋は設定温度を保つことができている
- エアコン本体がない部屋で日差しがある部屋だと設定温度よりも暑くなる
- アクアフォームでエネルギー効率が高いから室内の温度は安定している
エアコンの温度センサーがある部屋は設定温度を保つことができる
わたしたちが住んでいる家は25坪の平屋なのですが、エアコンは南側に位置するリビングと西側のパントリーがある場所に1台ずつ合計2台のダイキン製の埋め込み式エアコンがあります
埋め込み式エアコン本体に温度センサーがついており、室温を感知して設定温度に室温を近づけるために自動で冷たい空気をだしたり風量を自動で変えていたりするのがZ空調のエアコンの仕組みです
設定温度に達しているのかを感知するのはエアコン本体がある部屋だけで、空調した空気は各部屋の吹き出し口に送り込まれているということですね
日差しがある部屋は設定温度よりも室温が高くなってしまう
先ほどエアコン本体に温度センサーがあると説明しました
ですがこれだと、エアコン本体がある部屋よりも暑くなってしまいやすい窓から日差しが入る部屋は日陰の部屋と同じような冷房のしかたでは日陰の部屋と同じくらいの室温にすることはできません
これがZ空調の家は暑いと言われている正体ですね
パパまるハウスで建てた家は標準で二重窓と樹脂サッシを取り付けることができるので、外気温に引っ張られることは少ないのですが日差しの力には勝てません
このような部屋は冬場になると温かくて快適になったりもするので、夏にはデメリットと感じるかもしれませんが冬はメリットになります
アクアフォームの効果で室温は比較的安定して住みやすい
日差しがある部屋と日陰になる部屋では温度差はうまれてしまいますが、家全体の室温としては比較的安定しているので住みやすい環境だと思います
例えばエアコンを各部屋に付けていたとしたら電気代が気になって使用しない部屋などがでてきてしまうと思います
そのような部屋は扉を閉め切ってしまってしまうので、通気性も悪くなってしまい湿度が溜ってしまい荷物を置いていたとしてもカビたりすることもあるでしょう
しかしZ空調の家は空調がお風呂やトイレを除く各部屋に設置しているので、部屋の扉を開けっ放しにしても室温は安定していて空気の流れもしっかりとあります
生活しにくい部屋がないというのは快適ですよ♪
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Z空調の家に住む方達の口コミ集めてみました
桧家住宅の公式サイトの夏に関するの口コミ
桧家住宅のお客様の声を参考にして口コミをまとめました
- 家が涼しく快適なので、早く帰りたい気持ちになる
- 雨の日に部屋干しをしても、生乾きの臭いが以前より気にならなくなった
- 家にいると外の暑さが想像つかないので、外出時におどろくことがある
- エアコンが効いている部屋から出た瞬間、蒸し暑さで不快だったが今は家中快適
わたしたちも日頃から部屋干しをしている家庭なんですけど、雨の日でも洗濯物はサーキュレーターを併用していますが乾かすことができていて安心しています
特にエアコン本体が設置されている部屋は快適な温度を常に保っているので、インドアでお家に居ることが好きな人にはおすすめかなと思います
おうち時間を快適に過ごすことができる空間になります!
涼しく、快適な家が待っていると思うと早く帰りたくなってしまいます♪(埼玉県上尾市)
雨天時など部屋干しをしても、以前より生乾きの匂いが気にならない。(群馬県富岡市)
家にいると外の暑さが想像もつかず、外に出てびっくりしたことがありました。(埼玉県吉川市)
以前はエアコンが効いている部屋から一歩出れば蒸し暑さで不快でしたが、今は忘れるくらい家中快適。(群馬県邑楽郡)
桧家住宅 Z空調:お客様の声③(夏編)より引用
Twitterの実際にZ空調の家に住んでいるかたの口コミ
部屋が寒い時期がやってきたw長袖のパジャマ着てるのにさらに上からパーカー着ないと寒いw Z空調だから部屋ごとに温度変えられないのしんどいんだよな〜。暑がりのお母さんに合わせるから夏でも長袖のパーカー必須w
— ゆいたん (@ytsg_nhsj) May 17, 2021
Z空調は少ない台数のエアコンで空調をしているので、設定温度を部屋によって変更できないことが難点なんですよね
わたしたちは冷房運転を高めの温度でする派なので、暑い部屋とちょうどいい部屋が完成しちゃうのですが体感温度に差のある家族がいる場合は寒い部屋ができてしまいますね
対策方法としては、寒がりなかたが生活する部屋だけ吹き出し口のルーバーを閉じてしまうという方法があります
寒すぎると感じる部屋の吹き出し口を閉じるとほかの部屋の吹き出し口への空気の供給量が増えます
【関連記事】吹き出し口ルーバーの調整方法
昨年までの築50年の家は夏に寝るたびにHPが減ったけど、Z空調にした新居は明らかにHP回復する。
— Daisuke (@Daisuke100miles) July 28, 2021
真夏の夜も30℃近くの温度で蒸し暑くて寝苦しい生活をわたしたちも団地暮らしをしていたころはしていて、寝不足だった日もしばしばありました
しかしZ空調の家に住み始めてからは、エアコンが常に動いているので室内の湿度もおちついて寝室も空調がきいているので寝苦しさはなくなりました
冷房は足元がひんやりするので、夏でも布団をかぶって寝ていましたよ
家の(z空調)の送風口の角度を夏バージョンにしたら涼しくなった👍
— せいちん (@LevinAe92) July 18, 2021
冷たい風は下に溜まりやすい性質をもっているので、冬の足元へ向けている風向きのままだと足元だけが冷えて体感では涼しさを感じることができません
Z空調じゃなくてもエアコンの冷房運転をするときは、上側または天井に空調が流れるような向きにすると涼しく感じるようになります
風向きを変えるだけでも体感温度が変わりますよ!
Z空調の家が暑く感じてしまう原因
Z空調の家は外気を室内に第一種換気と熱交換器を兼ね揃えている快適空間ココチEを通してから取り入れています
ココチEのなかを通るとき、外気温は約80%室内の温度に近づけることができるのでエアコンのエネルギー効率よく運転することができるので節電効果を期待できます
空調する前の空気の温度は80%近づいているので、比較的快適な温度になっているのをエアコンでさらに冷やします
ですが良くも悪くもエアコンの台数がすくないので、部屋で細かな温度設定をすることができません
日陰の部屋の室温に温度設定を合わせている場合、どうしても日差しのある部屋は暑い部屋となってしまうのです
- エアコンの台数が少ないので各部屋で細かな温度設定ができないから
- 日差しの強い部屋と日陰の部屋が同じ温度として空調されているから
エアコンの台数がすくないので各部屋の温度設定ができない
Z空調の家が夏場に暑く感じてしまう1つ目の理由は、エアコンの台数がすくないから部屋ごとに細かな温度設定ができないということです
細かなという表記には理由があり、各部屋に設置されている空調した空気を供給する吹き出し口を閉めれば冷房運転の寒い部屋の温度を緩和することは可能だからです
日差しが強い部屋と日陰の部屋で同じ温度で空調している
Z空調の家が夏場に暑く感じてしまう2つ目の理由は、日差しが強い部屋と日陰の部屋を同じ温度設定で空調しているからです
1つ目の温度設定ができないということ理由が重なるのですが、例えばエアコン本体で27℃設定していて本体は日陰の部屋にあるとします
太陽は東から西へうごいているので、晴れている日は日差しが当たる部屋がどこかのタイミングで現れるでしょう
日陰の部屋が室温27℃だったとき、日差しがある部屋も同じように空調をしていたら27℃を越えてしまうのは明白でしょう
どうしても涼しい状態で安定したい場合は寒い部屋の吹き出し口を閉めて、日の当たる部屋の実際の温度を見ながら設定しましょう
Z空調の家で室内が暑いと感じたときの対策方法
Z空調の家は各部屋の細かな温度設定をすることができません
そのため、室内の温度差が生じてしまったときにどのような対処をするのかを考える必要があります
- 扇風機やサーキュレーターを併用して足元に溜まった冷気を循環させる
- 除湿器を併用して湿度を下げることで体感温度を低くする
- 遮熱シートまたは遮光カーテンを窓につけて日差しの侵入を防ぐ
実行しやすく実際に風を直接あたることで涼しく感じることのできる、扇風機を併用しながら部屋の空気を循環させることがもっとも効果を感じられる方法です
扇風機・サーキュレーターを併用して空気を循環させる
Z空調の家で暑いと感じたときの対処方法1つ目は、扇風機やサーキュレーターを併用することです
わたしたちの家では、扇風機とサーキュレーター両方ともZ空調のエアコンと共に併用しています
Z空調の家は吹き出し口が各部屋にあるため、部屋の温度を平均的に保つことは得意としています
そのため部屋の扉は開けっ放しにすることができるので、日陰である涼しい部屋の空気を扇風機などで暑くなってしまった部屋に取り入れると温度を下げることができます
だいたい3℃くらいの温度差なら戻すことができている印象がありますね
除湿器を併用して湿度を下げることで体感温度を下げる
Z空調の家で暑いと感じたときの対処方法2つ目は、除湿器を併用することです
これは桧家住宅のZ空調夏の使い方の動画でも紹介されていましたが、湿度を下げるということは体感温度を下げることにもつながります
例えば室内の湿度が今よりも15%下がった場合、体感温度は実際の温度よりも1℃低く感じることができます
湿度を下げるとジメジメしたいやな暑さを軽減することができるのでおすすめです
逆に冬の場合は温度が低いうえに湿度も低いのが日本の気候なので、体感温度を上げるためにも湿度を高くするのがおすすです
断熱シート・遮熱機能のついたカーテンを使う
Z空調の家で暑いと感じたときの対処方法3つ目は、日差しの入りやすい部屋には遮熱性のあるカーテンをつけることです
Z空調の家が暑くなってしまう原因のところでもお話しましたが、暑くなってしまう原因は日中の日差しです
壁はアクアフォームでおおわれていて気密性と断熱性にすぐれているし窓は二重窓と樹脂サッシを採用されているので、アルミサッシなどの家庭よりは外気温のダメージは低いですが暑くはなります
窓に日差しが入らない対策をすれば部屋の温度の上昇を減少させることはできるので、電気代を節約するためにも遮熱性のあるカーテンを採用することはおすすめの方法です
遮光カーテンは大きいものだと高額ですが冬の冷気を緩和する効果も見込めるので、1年中効果的です
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