Z空調は冬の暖房にエアコンを使用しているため、乾燥しやすいです
乾燥しているときに加湿器を使用することはもっとも一般的な感想対策の方法だと思いますが、桧家住宅が2年間考えて簡単に加湿をするための極楽加湿を考案しました
オート給水なので、水を足す必要がないことが特徴だよ!
オート給水と乾燥しているシーズンをメンテナンスフリーで使用できるという最大な特徴があるのですが、それを可能とさせるためには極楽加湿をセットしないといけません
この記事では乾燥のシーズンが始まったときに極楽加湿をセットする方法について解説します
- 極楽加湿を準備の手順について
- 極楽加湿を標準設定で使用する方法
- 極楽加湿を設置するのに向いている場所とNGな場所
極楽加湿を使用するための準備の手順は大きく3つあります
- カートリッジを取り付ける
- 極楽加湿を組み立てる
- 接続ホースで極楽加湿と水栓をつないでコンセントを差す
実際はもう少し細かいことがありますが、とても簡単なので女性でも設置することができると思います
極楽加湿を取り付けるためのポイントはカードリッジ類と接続ホースを水平にぴったりと合わせるようにはめ込むことです
それでは詳しく紹介しますね
極楽加湿の準備をする手順方法
極楽加湿は主に4つのパーツで構成されています
- 極楽加湿本体
- 給水タンク
- 内部タンク
- 上部フタ
また極楽加湿を使用する前準備に軟水カートリッジの空気を抜いたり、初回または3ヶ月以上期間をあけてしようするときには、コップ一杯分の水を捨てたりする作業が必要になります
極楽加湿の前準備について詳しく紹介しますね!
- 給水タンクに7割くらいの水をいれて新品の軟水カートリッジを入れる
- 30秒ほど水に沈められたら軟水カートリッジを取り出し、横にふって水をなじませる
- 給水タンクに溜めた水は捨てて、T字の突起に合わせて銀イオンカートリッジを取り付ける
- 給水タンクを極楽加湿の本体なかに設置する
- 給水タンクの上に内部タンクを設置して、軟水カートリッジを隙間ができないように下まで押し込む
- ツメが本体内部に隠れるように上部フタを閉める
- 給水する接続ホースを取り付ける水栓のカバーを取り外す
- 接続ホースの先端にあるフックを手前に引きながら水栓に押し込んで取り付ける
- バケツを準備して水栓のハンドルが縦になるように回し、出のほうに凹みを向ける
- ホースから水が出てくるので、200mlの水を捨てたのを確認したらハンドルを横の止に戻す
- 上部フタにナットと給水弁ネジが水平になるように接続ホースをしっかりと閉める
新品の軟水カートリッジを浸水させて空気を抜く作業をおこなう
極楽加湿の準備をするときにまず始めにおこなうことは、新品の軟水カートリッジの空気を抜く作業です
給水タンクの中に7割ほどの水を溜めて、新品の軟水カートリッジを静かに入れて30秒程度待ちます
30秒経ったら軟水カートリッジを給水タンクから取り出して、少し横に振り軟水カートリッジに水をなじませます
空気を抜く作業を終えたら、給水タンクのなかの水は捨ててください
軟水カートリッジは新品のときは400グラム程度ですが、水を含むと倍の800グラムになります
給水タンクの水を捨てたら銀イオンカートリッジを突起にはめこむ
軟水カートリッジの空気抜き作業に使用した水を捨てたら、給水タンクに銀イオンカートリッジを取り付けます
給水タンク内部にT字の突起部分があるので、銀イオンカートリッジの凹みに合わせてまっすぐと差し込みます
給水タンクを極楽加湿本体のなかに設置する
給水タンクに銀イオンカートリッジを装着できたら、極楽加湿本体にはめこみます
給水タンクには穴のように凹んでいる部分があるので、そこに極楽加湿本体の丸い筒状の部分を通すようにとりつけましょう
給水タンクの上に内部タンクをのせて、軟水カートリッジを水平にはめこむ
給水タンクを極楽加湿本体のなかに設置したら、次は給水タンクの上に内部タンクを設置します
ちょうど給水タンクの極楽加湿本体の丸い筒状のものを通した凹み部分のしたの広い部分に覆いかぶさるようにのせることができます
内部タンクの設置が完了したら、内部タンクのしたに大きな丸い凹みがあると思います
丸い凹み部分に、軟水カートリッジを取り付けます
軟水カートリッジをはめこむとき、内部タンクと軟水カートリッジに隙間ができないようにしっかりと下まで押しこむように取り付けることがポイントです
タンクと軟水カートリッジが水平に隙間なくはめ込まれているか確認をしましょう
上部フタのツメが本体に隠れるように閉める
内部タンクに軟水カートリッジを隙間なく水平にはめ込めたことを確認したら、極楽加湿の上部フタを閉めます
上部フタには小さなツメがあるので、ツメが極楽加湿本体の内側に隠れるようにはめこみます
ツメの反対側は押し込むことで蓋がはまります
これで極楽加湿の本体の準備は完了したよ!
続いては水栓などを取り付ける作業をおこないましょう
水栓カバーを取り外して給水のための接続ホースをつなげる
極楽加湿はオート給水することができる加湿器なので、接続ホースを水栓につなげる必要があります
まずは水栓が設置されている壁の水栓カバーを取り外します
水栓カバーを取り外すと水栓がでてきますので、そこに給水するための接続ホースをつなげます
接続ホースを水栓につなげるには、接続ホースの先端を手前に引きながら水栓の突起部分へ押し込むとつながります
ここまで終了したら、かならずバケツとタオルをもってきてください
接続ホースから出てくる最初の200ml程度の水は捨てる
接続ホースを取り付けたら、初回または最後に使用したのが3ヶ月以上前のときには水栓から出てくる最初の200ml程度の水を捨ててください
200mlはだいたいコップ1杯分くらいですよ
まずは水を捨てるためのバケツと濡れたホースを一時仮置きするためにタオルを用意しておくと安心です
バケツを用意したら、接続ホースの極楽加湿につなげる側の口をバケツの中へむけます
バケツの中に接続ホースの反対側を入れたのを確認したら給水ハンドルを出がハンドルの凹みにはまるようにまわします
出の方へハンドルを回すと、ハンドルは縦向きになります
縦に回すとちょろちょろと水栓の近くで滞っていた水が流れてくるので、200mlを目安に捨てます
200mlほどの水が捨てられたことを確認できたら、水栓のハンドルを止のほうへ戻しましょう
止めるほうへ戻すとハンドルの向きは横になります
上部フタと接続ホースのナットと給水弁ネジが水平になるようにつなげる
極楽加湿の準備が完了するまでもう少しなのでがんばってくださいね
接続ホースと極楽加湿本体に取り付けた上部フタをつなげます
上部フタの上にある給水弁ネジと接続ホースのナットを水平に合わせて、しっかりと閉めます
給水ハンドルを出に向け接続ホースから水漏れがないか確認したらコンセントを差す
極楽加湿本体上部に取り付けたフタと接続ホースが水平にしっかりと締まっていることを確認したら水栓側の給水ハンドルを出るのほうへ向けます
このとき、接続ホースと水栓をつなぐ側と極楽加湿本体をつなぐ側両方から水漏れがしていないか確認してください
正しく接続されていない場合、水漏れしますので漏れていたら1度給水ハンドルを閉めて確認しましょう
しっかりと水漏れがしていないことが確認できたのであれば、給水ハンドルは出るのほうのままにして極楽加湿本体のコンセントを差し込みましょう
これで極楽加湿を使用するための準備は完了です
極楽加湿を標準設定で操作する方法について
極楽加湿を使用するための準備が完了したら、次は運転を開始させましょう
給水ハンドルを出るに向けてから極楽加湿に水が溜まるのを待つ必要があります
目安としては2~3分程度、カップラーメンが完成するくらいの時間は電源を入れずにおまちください
焦ってすぐに電源を入れると水が足りていなくてエラー表示が出てしまいます
極楽加湿は基本的に標準設定で使用することを推奨していますが、加湿量が足りていない場合は強運転をすることも可能です
標準設定で運転した場合は、だいたい湿度が50%を超えたところで極楽加湿の湿度センサーが反応して自動で停止してくれます
- 水栓ハンドルを出にしてから2~3分電源を押さずに待つ
- 3分程度待ったら左上の電源ボタンをタッチして電源をつける
たったこれだけで極楽加湿が標準運転することができるよ!
給水ハンドルをあけてから3分間ほど電源をつけないで待つ
まず始めに、極楽加湿のなかに水が溜まるのを待つ必要があります
水が極楽加湿のなかにまだ溜まっていないのに電源ボタンをしてしまうとボタンの上にあるモニターにErrと表示されてしまいます
水はタンク内に溜まったら停止しますので、焦らずに3分待ちましょう
3分経ったら電源ボタンをタッチして起動したことを確認する
給水ハンドルを出る方に回してから3分たったら、正面のボタンがある側左上の電源ボタンタッチします
すると、現在の湿度がボタン上のモニターに赤い色で表示されていたら標準運転のセット完了です
基本的にこのまま乾燥のシーズンが終わるまでこのままで大丈夫です
極楽加湿の標準運転は湿度50%を保つ中運転をしている
ここまで極楽加湿の標準運転をする方法についてお話してきましたが、そもそも標準運転はどのくらいの加湿量があるのか気になりますよね
極楽加湿の標準運転は加湿運転の加湿量2段階目(中運転)のことを示しています
加湿量2段階目では室内の相対湿度を50%にすることを目標にして運転します
しかしZ空調同様、少ない台数で運転をしているため加湿器がある部屋と吹き出し口から湿度を含んだ空気が送られてくる部屋では湿度に多少ムラは生じます
場所によって10%違うので、体感温度としては1度違う可能性があります
湿度をさらに高くする強運転もあるけどあまりおすすめしない
極楽加湿にはさらに湿度をあげることのできる強運転が備わっています
しかし湿度の高すぎる空気を極楽加湿からミストとして噴き出すと、壁などが結露してしまう可能性があります
家庭の坪数などでこのあたりは状況が異なりますが、40%~50%の湿度を保つことができていれば上等です
また湿度を上げすぎてしまうと、カビの原因になることもありますので注意しましょう
極楽加湿を設置するのに向いている場所とダメな場所
極楽加湿を設置する場所で気を付けるポイントは、大きく3つあります
- 電化製品の近くに置くと家電の故障の原因になる
- ウォークインクロゼットなど狭い場所に設置すると結露が発生してしまう可能性がある
- 床に置くよりも、椅子くらいの高さの台に置いた方が効率よく加湿してくれる
電子機器にとって結露は大敵であり、水没したときと同様な電気回路のショートをおこしてしまう可能性がありますので注意が必要です
極楽加湿を設置する部屋は、大き目の部屋で少しだけ高くできるような棚に設置してあげるといいでよう
またZ空調のエアコンが空気を吸い上げる力を利用して各部屋の吹き出し口に湿度を含んだ空気を供給するのでエアコンがある部屋周辺に設置することが望ましいです
家電の近くと狭い場所には極楽加湿を設置してはいけない
極楽加湿を設置するときの1つ目のポイントは、家電の近くや狭い場所には設置しないことです
電化製品は水に弱いものが多いので、故障の原因になってしまう可能性があります
例えばテレビ台の端っこがあいているからそこに極楽加湿を置こうというのはダメですね
家電を水没させようとしてるのと同じだと思ってください
家電と極楽加湿2メートルくらい離すことができれば、問題はないかなと思います
また狭い場所例えばウォークインクロゼットなどがあげられますがそのような狭い場所には設置は避けることが賢明です
家全体に極楽加湿のミストを供給するとはいえ、狭い場所だとその部屋の湿度だけ異常に高くなってしまう可能性があり結露してしまうことがあります
冬のお風呂は狭い部屋で湯船やシャワーで加湿し続けてしまうと、壁が結露しているのを想像すると分かりやすいと思います
結露する想定がされていない部屋で結露してしまうとさまざまなものをカビさせてしまうことがあるので注意しましょう
床におくよりも少し高めの位置に設置すると加湿効果が高くなる
極楽加湿を設置するときの2つ目のポイントは、床に直接置くよりも少し高めの位置に設置するほうが加湿効果が高くなることです
この床より少し高めというのは30センチ以上離れていることが理想ですね
Z空調の家は基本的にエアコンで冬は暖房しているので、冬の気候はもともと低温低湿なのに拍車をかけて室内を乾燥させてしまいます
室内の乾燥を解消させるためのものが極楽加湿です
しかし床に直接置いてしまうと、冷たい空気は下に向かう性質があるので水分を含んだ空気が冷えてしまい結露になってしまう可能性があるのです
乾燥対策のためなのに、結露させてしまうとカビの原因になってしまいますので注意しましょう
狭くない部屋でエアコンに近い部屋に極楽加湿を取り付けるのが理想
極楽加湿を設置するときの3つ目のポイントは、あまり狭くない部屋でエアコンに近い部屋に極楽加湿を取り付けることです
1番理想的な極楽加湿の設置場所は、少し高めの台にのせてエアコンの真下に設置することができるのが1番理想的です
ですがZ空調のエアコン本体は廊下などに設置されていることも多いため、加湿器をエアコンの真下に設置することは叶わないご家庭もあると思います
極楽加湿はリフォーム工事が必要なものなので、設置する場所を住宅メーカーさんと相談するといい案をもらえる可能性が高いので聞いてみるのはいかがでしょうか
極楽加湿を使い終えて片付けるときはメンテナンス掃除が必要
Z空調で暖房運転を終了させるときには、極楽加湿もメンテナンス・掃除をしてから片付けましょう
給水するための接続ホースなどは取り外すことができるので、その場に置きっぱなしにしなくてもよくてコンパクトだからしまうスペースもあまり選びません
ただワンシーズン極楽加湿を使用したら、軟水カートリッジと銀イオンカートリッジは必ず次に使用するシーズンのときに新しいカートリッジを取り付ける必要があります
極楽加湿を片付けるときには、新しいカートリッジを先に準備をしておいて収納しておくと次に乾燥のシーズンを迎えたときに焦らずに済みますので強くおすすめします
下の記事でカートリッジの購入方法と片付けの方法を紹介していますので覗いてみてください
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