現在新築の平屋を建てたときに太陽光発電のみを取り付けた夫婦です
太陽光発電を取り付けるには初期費用が100万円程度かかってしまったり、取り付けたあともメンテナンスやパワーコンディショナーは10~20年で取り替えが必要になります
ですが2022年現在、電気代も高くなっている傾向にありますが太陽光発電を設置する費用は2012年は200万円以上かかっていた費用が現在は100万円前後で設置できるようになりました
結果的に初期費用は高いけど、家庭で使用する電気を発電した電力で自家消費することができれば電力会社から電力を購入するよりは安いのでトラブルがない限り10年程度で回収ができる可能性が高いです
初期費用のハードルは高く感じるかもしれませんが、家を建てるタイミングなら住宅ローンに含むことができるので取り付けることを考えるポイントとしてはおすすめです
太陽光発電を取り付けるのをやめたほうがいい3つのパターン
まずはじめに太陽光発電を取り付けることをおすすめできない3つのパターンを紹介します
これに当てはまる場合、太陽光発電を取り付けても初期費用を回収できない可能性が非常に高いからです
- 高い建物や木が近くにあって屋根上が陰りやすい
- ソーラーパネルを取り付けたあと、家を解体する可能性がる
- 築年数が経過していてソーラーパネルの重さに耐えられない
この3つの物理的な要因が解消できるのであれば検討の余地ありですが、どれか1つでも当てはまるのであれば太陽光発電を取り付けても初期費用を回収できない可能性が高くなってしまいます
オール電化じゃなくて都市ガスを利用できる家庭なら取り付けなくてもいいのかなって考えています
中古物件で築年数が経過している場合はソーラーパネルを取り付けてしまうと修繕工事のときに外したりする手間あるので設置する前に修繕工事をしておく必要もあります
屋根が陰ってしまう時間が長く太陽があたりにくい環境
1つ目に太陽光発電を取り付けるのをやめておくべきパターンはソーラーパネルを設置した場所が陰ってしまうパターンです
太陽光発電を取り付けたいと思っているあなたの家の屋根はどちらの方向に向いているでしょうか。もし南側なら完璧なのですが、ちょっと待ってください
南側が太陽光発電に最も適した屋根ですがその近くに発電を妨げることになる高いマンションやビル、大きく育ってしまっている樹木などの植物が南向きにある場合発電量が減ってしまう可能性が高くなります
自分が住む土地の周辺にどんな建物・環境があるのかを改めて確認してみましょう
そのほかにも、隣の土地が空き地だったり駐車場だった場合は急にマンションになってしまうこともあるので注意しましょう
ソーラーパネルを取り付けた後家を解体する可能性がある
2つ目に太陽光発電を取り付けるのをやめておくべきパターンは、設置した後に建て替えをしたり引越しの予定があったりする場合です
太陽光発電を取り付ける設置費用は10年前に比べると安くなってきましたが、最低でも固定価格買取制度(FIT)の期間はかならず建て替えたり引越したりすることがない場合がいいですね
屋根のリフォームなどを検討しているなら、そのタイミングに太陽光発電を設置するのはいいですね
築年数が経過していて、屋根を取り替える予定があるのであればリフォームと同時に取り付けるなどは効率よく取り付けることができる可能性があります
屋根がソーラーパネルの総重量に耐えられない場合
3つ目に太陽光発電を取り付けるのをやめておくべきパターンは、屋根の上に設置するソーラーパネル総重量に耐えられないパターンです
ソーラーパネル1枚乗せることで15~20キログラムあります、これをどのくらいの電力を発電するかにもよりますが10~20枚乗せることを考えると150キログラム以上屋根にのることになります
例えばすでに瓦屋根である場合、すでに瓦が1枚あたりおよそ8キログラムもし30坪ある家の屋根だったらなんと5,400キログラムもあるんです
太陽光発電のパネルを取り付けてしまうと、雨漏りなどトラブルがあったときにはパネルを全て取り外す必要が出てしまいますので、取り付ける前に修繕工事をする必要があります
太陽光だけを取り付けた場合自家消費できるのは日中だけ
蓄電池を取り付けないで太陽光発電だけを取り付けた場合、発電した電力を家庭の電気として消費できるのは発電している瞬間だけです
つまりソーラーパネルに日光が当たっているタイミングです。雨の日や曇りの日は発電量は限りなくすくないため、あまり期待はできないでね
晴れている日は電気を多く発電できるので、日中に電気を使っていたとしても余剰電力があるのでその電力は電力会社に売電することで初期費用の回収に貢献することができます
オール電化の家庭は夜間の電気代が安い時間にエコキュートでお風呂を沸かすことが主流なので、日中の電力を電力会社で買電すると高い電力になる傾向になるので日中の電力を補えることは有力です
電気代が高い昼間の時間帯を賄うことができる
太陽光発電だけを取り付ける場合、蓄えることができないので日中の電力のみを補うことになります
オール電化の家庭の場合、エコキュートが特に多くの電気を使用するので深夜電力が安くなるプランに契約していることが多いです
深夜電力が安くなるプランに契約している場合、昼間から夜にかけて購入する電力は高くなってしまうので高い電気代になってしまう時間帯を自家消費できることはオール電化の家庭にとってはメリットです
使わなかった電力は売電できるので初期費用の補填してくれる
昼間にソーラーパネルで発電した電力は自家消費をしても使わなかった電力(余剰電力)が残ります
蓄電池を取り付ける家庭であれば余剰電力を蓄えることで日中以外も自分の家で発電した電力を自家消費することができるのですが蓄電池も購入すると初期費用が高額になってしまいます
ソーラーパネルを取り付けて10年間は余剰電力を固定価格買取制度(FIT)で太陽光発電を取り付けた年に10年間この金額で買い取りますよという保証された金額で余剰電力を買い取ってくれます
【関連記事】固定価格買取制度(FIT制度)とは?
10年前よりも買取金額は安くなってしまいましたが、太陽光発電の設置費用も下がりましたので10年間かけて自家消費しながら売電をすることで初期費用を回収することができます
10年経つと卒FITになるので、10年の間には蓄電池を設置して自家消費する準備をするといいですね
太陽光発電の発電量は天気に左右されてしまう
太陽光発電は文字通り太陽の光の力で電気を発電します
そのため曇りの日や雨の日は発電電力は晴れの日なら3kWh程度発電できるのに対して0.3~0.5kWh程度の発電量まで減少してしまいます
エアコンを使用してない日中の電力をギリギリ補える程度ですね
IHなどを使用する電力は買電になります
特に冬に雪が降ることが多い地域の場合、ソーラーパネルに雪が積もってしまうと積もった雪が邪魔をしてしまい除去または溶けるのを待たないと晴れていても発電しなくなってしまいます
太陽光発電だけを取り付けるときの初期費用は100万~300万
太陽光発電を取り付ける場合の初期費用は設置するソーラーパネルの量に比例して金額は高くなっていきますが100万円~300万円が目安ですね
ソーラーパネルの量を増やすことで売電する電気量を増やすこともできますので、初期費用は天気が良く設置する方角が北側以外の方角であれば回収は可能かと思います
初期費用を回収するためには、悪徳会社に引っ掛からないことと設置する方角を考えることが大切です
もしお家の屋根の角度が北側に向いていて取り付けるのがイマイチだと思った場合、ソーラーパネルの設置できる数は少なくなりますがカーポートに取り付けることもできます
太陽光発電には維持費とメンテナンス費用がかかることも忘れずに
太陽光発電を設置する初期費用は10年前に比べると企業努力と太陽光発電が普及したことで下がっていて、太陽光発電を取り付けるハードルは低くなりました
初期費用は下がりましたが、ほかにも定期点検やソーラーパネルの清掃さらにパワーコンディショナーの交換をする必要があります
パワーコンディショナーは10~15年で寿命を迎えることを覚えておきましょう。交換には5~10万円程度かかります
太陽光発電は普及して初期費用がっ下がっている傾向にあるので、パワーコンディショナーは寿命を迎えるころには価格が下がっている可能性はありますね
いま太陽光発電でソーラーパネルを取り付けるメリット
固定価格買取制度での売電価格が下がっているのに太陽光発電を取り付けるメリットがあるのかということを疑問に思っているそこのあなた、太陽光発電を取り付けるメリットはあります
たしかに固定価格買取制度で10年売電価格が補償される金額が2012年はじまった当初に比べると42円だったのが17円まで減少しました
ですが2012年の当初に比べるとソーラーパネルなどを取り付ける費用も減少しました。なのでこれから太陽光発電を取り付けることで主に5つのメリットがあげられます
- 太陽光発電を設置する費用が10年前に比べると安くなった
- 小さい屋根でも太陽光発電を設置することができるようになった
- 電力会社から購入する電気代が高くなっているけど自家消費することで節約できる
- 停電があったとしても日中なら電気を使用することができる
- ソーラーパネルが屋根にあると夏の暑さ、冬の寒さを緩和することができる
固定価格買取制度で売電すること以外にも、太陽光発電を設置するメリットはあります
太陽光発電を設置してよかったとわたしたちも思ってますよ♪
売電価格が高いときよりも初期費用のハードルが低くなった
売電価格が下がっているいま、太陽光発電を設置するメリット1つ目にあげられるのは、10年前に比べると太陽光発電を設置する費用が低くなったことです
売電価格が下がっているから太陽光発電を設置することはオワコンだなんて言葉を耳にすることがありますが、悪いことばかりではないんです
太陽光発電が普及したことと、企業努力によって設置費用が前よりも安くなりました。そのため、売電価格が下がっているとしても初期費用は10年程度の長い目でみてあげれば回収することができます
それ以降はメンテナンス費用などかかりますが、結果的に故障などしない限りはプラスに働く可能性が非常に高いです
太陽光発電は売電価格がすべてではありませんよ♪
小さい屋根でも太陽光発電を設置できるようになった
太陽光発電を設置するメリット2つ目にあげられるのは、小さい屋根でも太陽光発電を設置できるようになったことです
わたしが住んでいる家は屋根の形がパネルを設置しやすい形状をしてるので問題ないのですが、2階建てなどだと屋根の形が複雑になっていることもあり、乗せられるパネルの台数に限りがある家庭もありました
今はいろいろな形のソーラーパネルや軽量タイプもあるので、自分の家庭で使用する電力だけなら賄える程度のソーラーパネルを乗せられると思います
お家の屋根以外にもカーポートにも乗せられますよ
オール電化でも電気代値上げから耐えることができる
太陽光発電を設置するメリット3つ目にあげられるのは、電気代が値上げされている世の中ですが耐えることができることです
特にオール電化の家庭はガスを契約しないで料理やお風呂のお湯も電気で熱を作るので、電気代は割高になってしまいます
我が家もオール電化の家庭です
特に電力を使うのは我が家の場合、Z空調とエコキュートなので深夜電力が安いプランにしていても夏や冬などエアコンを1日かけ続ける季節は日中にも電力は使うので太陽光発電との相性はいいですね
いまのところ電気料金はオール電化で太陽光発電で自家消費してると冬でも2万円以下の電気代でなんとか生活できています
停電していても日中なら電気が使える
太陽光発電を設置するメリット4つ目にあげられるのは、停電していても日中なら電気が使えることです
近年地震が多く発生していて、いつ停電してもおかしくないかなという印象を感じることがあります。東日本大震災のときは計画停電が続いたこともありましたね
オール電化の場合、電気がないとなにもできなくなってしまうとうデメリットがあるので太陽光発電とできれば蓄電池も備えておけば電力会社が停電していたとしても普段通りの生活を送ることができます
停電対策としても蓄電池を設置することで安心を得ることができますね
ソーラーパネルを設置すると夏の暑さと冬の寒さが緩和する
太陽光発電を設置するメリット5つ目にあげられるのは、ソーラーパネルを設置すると夏の暑さや冬の寒さを緩和することができます
Z空調の家は元々屋根裏までしっかりとアクアフォームが吹き付けられているので、そもそも屋根裏に熱がこもりやすい環境ではないのですがソーラーパネルを屋根に設置することでも断熱効果があります
【関連記事】アクアフォームは室内を外気温から守ってくれる断熱材
屋根からの日差しから屋根裏を守るという恩恵もあるということは、ソーラーパネルを屋根に設置することを検討することを考える理由の1つにしてもいいと言えるでしょう
エアコンの電気代を節約できる可能性が大きいですよ
太陽光発電だけを取り付けることについてのまとめ
太陽光発電をとりつけると10年間、固定価格買取制度で売電価格が補償されますが10年前に比べると電気の買取金額は半分以下になりました
ですが太陽光発電を取り付ける初期費用は安くなったので、太陽光発電を取り付けるハードルは低くなりました。そのため売電価格が下がったいまでも太陽光発電を取り付けて初期費用は時間をかければ回収できると言えるでしょう
現在電気代は値上げの傾向にあるので、自分の家で発電をして自家消費をすると電気代の値上げに耐えることができるのでおすすめです
しかし10年経過してしまうと固定価格買取制度が終了してしまい卒FITになります。オール電化ならそれまでの間に蓄電池を取り付けて自家消費できるようにすると高い電力を購入しないで生活することができます
また停電したときでも蓄電池があれば日が落ちたとしても電気を使えるようになるので、オール電化の家庭でも太陽光発電と蓄電池を併用することでいつも通りの生活を送ることができるようになります
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